SKT、Arm、リベリオン、AI推論効率を高めるデータセンターで協力
SKテレコム、英国の半導体設計企業Arm、韓国のAI半導体スタートアップ、リベリオンの3社は10日、MOU(業務提携意向書)を締結し、AIがより迅速かつ効率的に判断する上で不可欠なAIデータセンター(AIDC)事業の協力を本格化させた。AI産業のパラダイムが、AIモデル開発中心の「学習」から、実際のサービス提供のための「推論(Inference)」へと変化するにつれて、より少ない電力で迅速かつ安価にAIサービスを提供する効率性の確保が重要になっている。AI推論作業において、GPU(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)の代わりにNPU(ニューラル・プロセッシング・ユニット)が新たな代替手段として浮上している。
3社は、Armの「Arm AGI CPU」とリベリオンの「リベルカード」NPUをサーバーに搭載するソリューションを共同開発する。このソリューションは、CPUがデータフローとシステム運用を統括し、NPUがAI推論演算を専担する構造であり、システム性能と効率を高める。
3社は開発されたソリューションをSKテレコムのAIデータセンター(AIDC)で実証する計画で、SKテレコムは当該サーバーで自社開発AI基盤モデル「A.X K1」を運用する方案も検討中だ。Armとリベリオンは先月、「Arm Everywhere」イベントで両チップを結合したAIサービスをデモンストレーションし、商用化の可能性を示していた。
ArmクラウドAI事業部GTM担当副社長は、「AI推論の急速な成長が新たなデータセンターインフラ需要を促進しており、SKテレコム、リベリオンとのパートナーシップがAI推論インフラの近代化に重要な役割を果たすだろう」と述べた。リベリオンの最高技術責任者(CTO)は、「今回の協力が、AI特化インフラ構築に向けた業界の先例となるだろう」と語った。