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トランプ氏提案の選挙法案、上院通過ならず
ドナルド・トランプ前米国大統領が推進した有権者IDおよび選挙の透明性強化法案が、予算調整パッケージに盛り込まれることに失敗し、上院で否決された。この法案は「SAVE America Act」と呼ばれ、予算調整パッケージに含めるために必要だった60票以上の賛成を得られなかった。民主党議員全員と共和党議員4人の反対が、否決の決定的な要因となった。これは共和党がSAVE America Actを予算調整パッケージに添付しようとした2度目の試みだったが、いずれも失敗に終わった。
リンゼイ・グレアム上院議員は、民主党が選挙不正を助長する可能性があると主張し、SAVE America Actの通過に反対する理由はないと述べた。一方、アレックス・パディヤ議員は、市民権を持たない有権者の投票はすでに違法であり、今回の改正案はトランプ政権が選挙を掌握しようとし、郵便投票を禁止しようとした試みと変わらないと指摘した。
今回のSAVE America Actの再度の否決は、米国政界の分断を浮き彫りにした。有権者IDや選挙の透明性といった課題が、イデオロギー対立の中で推進力を得るのが困難であることを示唆している。
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