消防庁「飲み会強要・非人格的扱い」が深刻、9月に総合対策を策定へ
全国の消防公務員6万5000余人を対象とした調査において、飲み会への参加強要や同僚・先輩後輩間での非人格的な扱いなど、組織内部の不正が深刻な水準であることが確認された。消防庁は21日、このような調査結果を発表し、9月中に組織文化を刷新する総合対策を策定すると明らかにした。
直近1年間の不正経験を類型別に見ると、回答者全体の6.4%(1036人)が業務中に同僚・先輩後輩から非人格的な扱いを受けたと調査された。私的利益を要求されたとする回答は4.9%(785人)、不当な飲酒文化を強要されたとする回答は4.3%(686人)と続いた。行為者を見ると、私的利益と不当な飲酒文化の場合はチーム長級が最も多く、非人格的な扱いは同僚・先輩後輩(35.7%)が主であることが判明した。
不当な行為を受けた後、監察部門などの公式ルートで通報した割合は、類型別に0.8~3.3%にとどまった。非人格的な扱いを経験しても「何も言えなかった」という回答は64.6%(755人)に上った。実感度調査では、通報窓口の「匿名性への信頼」が3.99点で、全項目中最低点を記録した。「処分の公平性」(4.19点)や「傍観した上級者の責任」(4.22点)に対する評価も低く集計された。消防庁は、このような通報の放棄は、階級関係や制度への低い信頼度が複合的に作用した結果と分析した。調査では、中堅層や女性職員の不正経験率が相対的に高く現れた。
消防庁は、今回の調査結果と特別監察団の活動、集中匿名通報などを総合し、9月中に相互尊重行動綱領と水平的コミュニケーション教育の拡大方策、健全な懇親会・コミュニケーションガイドラインなどを盛り込んだ組織文化刷新総合対策を策定する計画だ。チェ・ヨンチョル消防庁長官職務代理は「相互尊重と公平性を組織文化の基本原則とし、構成員が不利益への懸念なく意見を提起できる環境を作ることが重要だ」と述べ、「今回の調査結果を組織文化改善の基準点とし、9月中に総合対策を策定する」と語った。
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