急落の中でも揺るがない投資リポート、AIポートフォリオは累積収益率73%を維持
落ちるナイフ、耐えるポートフォリオ
KOSPIが1日で86ポイント以上下落し、1%台の下落で取引を終えた中、AIバリュー投資ポートフォリオは依然として+73.16%の累積収益率を維持している。資産規模は1万ドルでスタートし、1万7,315ドルまで増加。ナスダック先物が横ばい圏でわずかに下回って推移していることを考慮すると、今は上昇相場の休息局面なのか、調整の始まりなのかを見極める局面だ。

5日間で900ドル、緩やかな階段状の成長
直近5取引日の動きを見ると、資産は1万6,378ドルから1万7,316ドルへと着実に右肩上がりで推移した。急騰ではなく、毎日少しずつ積み上げる階段式の上昇だ。特に、1日に数百ドルずつ上昇する間もレバレッジ商品の比率を継続的に削減していた点は、指数が強気の間も過熱圏のリスクを分散しようとする意図と読み取れる。
保有銘柄の診断:成長比で価格に割安感が残る場所に投資
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $375.81 | 46.3 |
| AMD | 7.17株 | $198.62 | $649.42 | 165.7 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $256.29 | 20.6 |
| TQQQ | 1.19株 | $76.34 | $84.25 | 34.2 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $112.50 | - |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $738.88 | 27.8 |
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $239.24 | 30.2 |
| SOXL | 14.65株 | $71.22 | $164.26 | 37.1 |
| マイクロン | 0.42株 | $987.48 | $1,045.56 | 14.1 |
目を引くのはエヌビディアとマイクロンだ。エヌビディアは成長率に対する株価水準を示すPEGが0.29と、AI需要が実績につながっている割には株価がまだ追いついていないと解釈できる。マイクロンはPER14倍、PEG0.16で、HBMの特需があるにもかかわらずバリュエーションは低水準に留まっている。一方、AMDは株価が取得価格の3倍を超え、短期的な過熱シグナルを示しており、インテルは赤字のEPSを抱え回復期待に頼る局面のため、変動管理が必要だ。
売買の振り返り:レバレッジを削り、割安な個別株へ
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-09-18 | 買い | マイクロン | 0.19株 | $977.50 |
| 2026-09-18 | 売り | SOXL | 0.77株 | $114.82 |
| 2026-08-28 | 売り | SOXL | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 買い | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売り | メタ | 0.10株 | $545.83 |
| 2026-08-21 | 売り | マイクロン | 0.03株 | $974.33 |
| 2026-08-21 | 売り | SOXL | 0.85株 | $122.21 |
| 2026-08-14 | 買い | インテル | 2.80株 | $104.56 |
| 2026-08-14 | 売り | SOXL | 0.90株 | $145.36 |
| 2026-08-07 | 売り | SOXL | 0.95株 | $132.33 |
取引履歴の軸は明確だ。3倍レバレッジのSOXLを複数回に分けて売却し利益を確定させ、その資金をマイクロン・エヌビディア・インテルなどの個別株に移した。強気相場でレバレッジを維持する代わりに、成長比で割安な水準の現物株に組み替えたことは、指数ラリーの後半に備えたリスク管理と評価される。広告市場の競争懸念の中でメタの一部を売却したのも、セクターローテーションに順応した措置だ。
展望:原油と金利が投げかける変数
現在市場を圧迫しているのは半導体のファンダメンタルズではない。ブレント原油価格がバレルあたり102ドルを超え、2%台の上昇を記録し、米10年債利回りは5.2%台で足止めされている。原油発のインフレと高金利がバリュエーションの負担として作用する場合、ダウが0.66%下落したように、実績中心の銘柄を軸としたゴールデンクロスが続き得る。ビットコインが3%台の下落となり、リスク選好が冷えたシグナルも出ているだけに、短期的な調整は妥当だ。ただし、フィラデルフィア半導体指数の調整幅は限定的で、主要保有銘柄の成長比で見た価格もまだ割高ではないため、この戦略は調整を好機と捉える姿勢を維持する価値がある。急落局面では現金確保の有無が勝負どころだ。現在、現金残高がゼロである点だけは留意すべきだ。
※本リポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用実績を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご自身の判断と責任において行われるべきです。
ポートフォリオの詳細な内訳が知りたい方は?
下部のニュースレター購読により、毎日詳細な投資リポートを受け取ることができます。
