10月12日投資レポート:AIバリュー投資ポートフォリオ +64.3%
ニューヨーク市場上昇もコスピ急落…AIバリュー投資ポートフォリオ、-2.62%調整の中で綱持収の姿
10日未明、米国市場がダウ平均0.83%上昇を筆頭にそろって上昇した一方、11日のコスピは6625.93と2.62%暴落し、前日の上昇の流れを一気に消し去った。熱いボックス圏を守ろうとする需給の葛藤が日ごとに深まる局面だ。こうした市場の異変の中でも、AIバリュー投資ポートフォリオは当初資本1万ドルに対して64.31%のリターンを維持し、着実な歩みを保っている。

5日間で5%超えの下落も、リターンは依然として堅調
ポートフォリオの資産推移を見ると、10月7日に1万7315.7ドルでピークを付けた後、2日で1万6431ドルまで押され、前日比約4.4%下落した。半導体関連セクターの急落が主な原因だ。それでも全体のリターンは依然として64%台を防衛している。急落局面でもレバレッジの比重を減らし、個別の割安株に資金を再配分した対応が、変動を最小限に抑えた形だ。
保有銘柄の診断:成長に対するバリューではなく「成長の中の割安」に賭ける
保有銘柄のバリュエーションを詳しく見ると、このポートフォリオの骨格が何であるかが明らかになる。エヌビディアは株価収益率29.1倍で、成長率に対するバリュエーション(PEG)が0.29と、成長スピードに比べて株価がまだ十分に上がっていないとの判断が可能だ。ブロードコムもPEG0.37で、AIインフラ需要を反映するには不十分だという解釈だ。マイクロンは1株当たり純利益74.33ドルに比べて現在の株価は大きく割高ではなく、HBM供給価格引き上げのモメンタムがこれを支えている。ただしAMDは収益率が158倍を超えているため、成長実績が期待値を満たさない場合は変動が大きくなる可能性があり、観察が必要だ。
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $360.14 | 46.0 |
| AMD | 7.17株 | $198.62 | $620.68 | 158.3 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $254.06 | 20.4 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $107.08 | - |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $720.89 | 27.2 |
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $230.48 | 29.1 |
| SOXL | 13.92株 | $71.22 | $142.52 | 32.2 |
| TQQQ | 1.13株 | $76.34 | $80.23 | 32.6 |
| マイクロン | 0.52株 | $997.21 | $1035.84 | 13.9 |
最近の売買の復習:レバレッジを減らし「真の割安株」へ乗り換え
最近の取引の流れは明確だ。9日には3倍レバレッジ商品であるSOXLとTQQQの一部を売却して変動を抑え、その資金でマイクロンを追加購入した。マイクロンについては、先行株価収益率5倍、PEG0.16という極端な割安性の根拠が提示され、メモリースーパーサイクルの持続が裏付けられた。急落局面で安値での分割買いの機会とするという判断は、市場の恐怖をむしろ買いの機会に転換する典型的なバリュー投資のアプローチだ。レバレッジの縮小と割安な優良株への集中という二重の戦略が際立っている。
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-10-09 | 買い | マイクロン | 0.11株 | $1035.84 |
| 2026-10-09 | 売り | TQQQ | 0.06株 | $80.23 |
| 2026-10-09 | 売り | SOXL | 0.73株 | $142.52 |
| 2026-09-18 | 買い | マイクロン | 0.19株 | $977.50 |
| 2026-09-18 | 売り | SOXL | 0.77株 | $114.82 |
| 2026-08-28 | 売り | SOXL | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 買い | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売り | メタ | 0.10株 | $545.83 |
市場の見通し:金とドルが示すシグナル
当日の指標を見ると、米10年債利回りが5.244%で高水準を維持する中、金先物は1.43%上昇して4216ドル台を突破した。原油価格も小幅に上昇し、インフレ負担が完全には消えていないことを示している。一方、変動率指数(VIX)は14.84と3.7%下落し、極端なパニック局面ではないというシグナルだ。米国市場は上昇して引けたものの、フィラデルフィア半導体指数が0.41%下落した点は、当面は半導体中心の調整が続く可能性を示唆している。ただし、このポートフォリオは成長株に比べて割安な優良株の比重が高いため、急落局面で比較的防衛的な構造を備えている点はプラス材料だ。
※本レポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用内容を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご本人の判断と責任の下で行われるべきです。
ポートフォリオの詳細内容が知りたい方は?
下部のニュースレター購読を通じて、毎日詳細な投資レポートを受け取ることができます。
