投資レポート:急落の中でもAIポートフォリオ、64.31%の収益率を死守
韓国市場の離脱、米国市場の膝崩れ…レバレッジ半導体の正念場
12日午前、ソウル市場は異例の急落で大きく揺れた。コスピは3.65%暴落し6380台を記録し、コスダックは4.83%急落した。一方、前日の米国市場はダウ0.83%、ナスダック0.64%上昇で取引を終え、平穏な動きとなった。こうした中でもAIバリュー投資ポートフォリオは、初期資本比64.31%の収益率を維持している。直近5日間で資産は1万7315ドルの高値から1万6431ドルへとやや押し込まれたが、これはレバレッジ商品中心のボラティリティ拡大がもたらした一時的な調整と判断される。

収益の軸は依然として半導体
このポートフォリオの体力は、米国市場を中心とした半導体・AIのラインアップから生まれている。マイクロンは取得価格997ドルに対し1035ドルで安定的に高止まりしており、産業全体でのメモリースーパーサイクルの恩恵により企業利益が急増し、株価収益率は13.9倍まで低下した。成長率に対するバリュエーションを示すPEGがわずか0.16である点は依然として魅力的だ。エヌビディアもPEG0.29で、成長スピードに比べ株価は大きく割高ではない。一方、マイクロアドバンスドは取得価格比3倍以上の利益を記録したものの、株価収益率が158倍に達しており、高バリュエーションへの懸念が併存する。SOXLやTQQQなどの3倍レバレッジ商品は今回の調整で資産推移低下の主犯だったが、その分、反発時の回復スピードも速いはずだ。
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $360.14 | 46.0 |
| マイクロアドバンスド | 7.17株 | $198.62 | $620.68 | 158.3 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $254.06 | 20.4 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $107.08 | - |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $720.89 | 27.2 |
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $230.48 | 29.1 |
| SOXL | 13.92株 | $71.22 | $142.52 | 32.2 |
| TQQQ | 1.13株 | $76.34 | $80.23 | 32.6 |
| マイクロン | 0.52株 | $997.21 | $1035.84 | 13.9 |
利益確定と割安株買いの交錯
直近の売買の流れは一貫した方向性を示している。9月以降、SOXLを数回にわたり部分売却し、3倍レバレッジの過熱した変動性を解消、その資金をマイクロンなどの割安な個別株に移した。特に10月9日の半導体指数急落の中でもマイクロンを追加購入したのは、HBM4供給価格の引き上げとメモリーサイクルの持続に対する確信に基づく逆張り買いだった。同じ日にTQQQの一部を売却したのも、ナスダックの短期的な調整に備えた防御的なポジショニングと読み取れる。レバレッジを減らし、ファンダメンタルズ割安株へ資産を移す構造の再編が進行中との評価だ。
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-10-09 | 買い | マイクロン | 0.11株 | $1035.84 |
| 2026-10-09 | 売り | TQQQ | 0.06株 | $80.23 |
| 2026-10-09 | 売り | SOXL | 0.73株 | $142.52 |
| 2026-09-18 | 買い | マイクロン | 0.19株 | $977.50 |
| 2026-09-18 | 売り | SOXL | 0.77株 | $114.82 |
| 2026-08-28 | 売り | SOXL | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 買い | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売り | メタ | 0.10株 | $545.83 |
為替と原油価格が投げる課題
注目すべきはウォン・ドル為替レートだ。10.55ウォン下落した1332ウォン台は、韓国市場の急落と逆説的に併存しているが、外国資金流出の懸念よりも安全資産への選好心理が相殺された結果とみられる。米10年債利回りが5.24%を記録し高騰を続ける中、グロース株のバリュエーション負担は残っている。ただし、VIXが15.48でまだパニック局面ではなく、前日の米市場の上昇は下落転換の根拠を弱める。原油価格の上昇(WTI 92.75ドル)がインフレ期待を刺激する点はリスク要因だ。結局、今回の韓国市場の急落が一過性のものか、米金利負担の移転現象かが今後の方向を決めることになるだろう。レバレッジ比率を減らし、割安な優良株中心に資産を整えてきた当該戦略は、これまでの防御的な再配置が成果を発揮する時点を迎えたというのが主な見方だ。
※本レポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用内容を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご本人の判断と責任において行われるべきです。
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