AI導入の勝負は機能ではなく柔軟な連結である
AI導入の勝負どころは、もはや機能ではなく連結である。既存の業務システムといかに柔軟に連結され、実際の業務成果につながるかが重要な基準となっている。
AIインフラソフトウェア企業のオーケストロは16日、企業および公共機関のIT従事者13,541人を対象に実施した「VMware移行および仮想化運用実態調査」の結果を発表した。回答者の70%が仮想化ソリューション選定時の最優先基準として「インフラの拡張性」を挙げた。拡張性を重視する理由としては、業務拡大に伴うコンピューティングリソースの拡充が65%で最も多く、中長期的なインフラ運用の柔軟性確保が46%、AI・クラウド環境への拡張が41%と続いた。
オーケストロは、サーバー仮想化ソリューション「コントラベース」、クラウドネイティブプラットフォーム「ビオラ」、マルチ・ハイブリッドクラウド管理プラットフォーム「オーケストロCMP」、AI推論運用プラットフォーム「コンチェルトAI」などにより、仮想化からAIインフラへと拡大する需要に対応している。
コンテンツとマーケティングに広がるAI実務分野では、国内の歌唱音声合成技術の商用化事例が登場した。ボイスAI企業のオッドアイはSBS A&Tと協業し、韓国語ボーカロイド「シュー(SeeU)」の新規ボイス開発に国産の歌唱音声合成エンジン「ボックスファクトリー」を適用した。2011年に誕生したシューが15年ぶりに新しい声をお披露目したことになる。ボックスファクトリーは、別途プログラムをインストールせずにウェブ上で利用できる歌唱音声合成ソリューションである。
マーケティングでは、顧客行動データに基づくリアルタイムのパーソナライゼーションが実務に導入された。AB180は15日、ソウルで開催された「ブレイズコネクションソウル」にて、ティマニーモビリティのリアルタイム行動データに基づくパーソナライズマーケティングの事例を発表した。ティマニーモビリティはブレイズの「コンテキストステップ」と「パーソナライズディレイ」機能により、利用者の行動に応じて通知の配信タイミングを調整したほか、タクシー利用履歴のない高速・市外バス利用顧客にタクシー割引クーポンを提供するクロスマーケティングも実施した。
