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米海軍史上初の無人艦「シーホーク」が空母打撃群の戦力に編入
乗組員なしで自ら航行する全長42mの無人水上艦「シーホーク」が、米海軍史上初めて空母打撃群(航空母艦を中心とする艦隊)の正式な作戦戦力に加わった。有人艦艇なしで任務を遂行する無人艦が海軍の最精鋭部隊に加わったことは、戦争の遂行方式が変わりつつあることを示している。
シーホークは先月27日、空母セオドア・ルーズベルトとともにカリフォルニア州サンディエゴの軍港を出港した。ルーズベルトは今月末に中東に到着する予定だ。ファン・カルク(訳注:原文名そのまま)米海軍長官代行は14日、ワシントンDCで開かれた米陸軍協会の行事で、今回の配備について「無人水上艦を伴って配備された初の空母打撃群」だと述べた。
米防衛企業レイセオン(訳注:原文表記そのまま)が開発したシーホークは、満載排水量約147トンの三胴船型の無人艦だ。ディーゼルエンジン2基で外洋を航行し、1隻の価格は3500万ドル(約47億円)水準だ。
シーホークの最大の特徴は自律航行能力だ。人工知能(AI)とレーダー、各種センサーで周囲の船舶や障害物を把握して衝突を回避し、衛星航法装置(GPS)が作動しない状況でも指定航路を航行できる。
シーホークの中核任務は、空母打撃群の前方で水上・水中目標を監視し、有人軍艦に情報を伝えることだ。2022年の環太平洋訓練(リムパック)では、曳航式の音響探知機(ソナー)を搭載し、対潜戦支援能力を試験した。
米海軍は今回の作戦配備を通じ、無人艦が空母打撃群の作戦速度と補給体系にどこまで対応できるかを検証する予定だ。あわせて2030年までにインド・太平洋地域に中型無人水上艦30隻以上を配備する構想を提示した。
