米より安い欧州ディープテックへPE・VC投資拡大
グローバル投資家が、米国企業より相対的に価格が低い欧州技術企業にプライベート・エクイティ(PE)やベンチャーキャピタル(VC)の資金を注ぎ込んでいる。8日のグローバル投資銀行(IB)業界によると、米国より低いバリュエーション(企業価値)を理由に、グローバル資本が欧州の企業買収(M&A)およびグロースキャピタル市場へ移動している。資産運用会社シュローダーの集計によると、欧州PE主導取引の利益対企業価値(EV/EBITDA)中央値は約11.2倍で、米国の12.8倍より低いことが判明した。大企業で特定部門を分離して売却するカーブアウト取引は、減価償却前営業利益(EBITDA)の7倍水準でも買収が可能であり、取引類型とソーシング能力によって参入価格の格差が大きく発生する。欧州コンサルティング会社ローランド・ベルガーは、負債調達条件の改善と価格の可視性確保、待機中の出口(イグジット)パイプラインの正常化が、今年の欧州PE市場取引再開を主導する核心的原動力であると分析した。
人工知能(AI)、半導体、エネルギー、防衛などの戦略産業の基盤を持つ欧州ディープテック企業が、代替投資先として評価されている。欧州の原技術企業は、製造と量産、商用化プロセスのためのパートナーを探している。先端戦略産業を中心とした韓国と欧州連合(EU)の公式協力ムードも、クロスボーダー取引拡大を後押ししている。最近開催された韓国・EU首脳会談では、韓国の半導体製造能力と欧州の装置および研究開発(R&D)の強みを結びつけた共同研究が強調された。フランスとも戦略的パートナー関係として協力を格上げし、先端産業交流を拡大するなど、政府次元の制度的協力が続いている。
IB業界によると、欧州ディープテック企業と韓国の製造ノウハウを結ぶ戦略的提携および合弁会社設立などのクロスボーダーM&A取引が具体化している。韓仏国交樹立140周年を記念し、両国資本市場関係者が参加するネットワーキングイベントも企画段階に入ったことが把握された。
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