NAVER、AIファクトリーの利益率目標20%を提示…事業性の検証はこれから
NAVERは、「AIファクトリー」事業の利益率目標を20%以上に設定したことを明らかにした。AIファクトリーとは、独自の人工知能(AI)を開発するために必要となる超大規模データセンターである。同社は、先日の第2四半期決算説明会のコンファレンスコールで、事業が本格的に稼働すれば、この程度の収益性を確保できると発表した。同事業は2027年に55MW(メガワット)規模で開始し、長期的にはギガワット(GW)級へ容量を拡大する構えだ。
NAVERは、エヌビディア(NVIDIA)とAIファクトリーのパートナーシップを結んだのに続き、資金調達のためブルックフィールド(Brookfield)と戦略的パートナーシップを締結した。2024年8月13日には、海上AIデータセンターを開発する米国スタートアップ、パンタラサ(Pantala Sea)への投資も決定した。パートナーの選定、投資資金の確保、エネルギー供給案など、必要な段階を順踏んでいる状況だ。
しかし、業界では依然として事業の成否を断定するのは早いとの見方が大勢だ。顧客がGPUとAIコンピューティングリソースをどの程度長期的に購入するかが、まず焦点となる。AIファクトリー事業には、GPU(グラフィック処理装置)の減価償却費や電気代といったコスト負担が伴う。ブック・証券のイ・ジュンギュ研究員は、「AIファクトリー事業のナラティブ(物語性)は悪くないが、まず事業期間が長すぎること、そして200MW規模のデータセンターを構築すること自体が容易ではない」と話した。さらに彼は、「データセンターが立地すると地域の反発も激しく、実際に用地を確保した後、住民の同意が円滑に進むのか、送電設備や変圧器、エネルギー源などをどのように確保するのかも検討する必要がある」と付け加えた。
一方、NAVERは、大規模な投資を要する汎用AIの開発競争に参入するよりも、ショッピングや予約、検索などの特定分野に特化したエージェント(AIアシスタント)を高度化させる、いわゆる「バーティカルAI(垂直特化型AI)」戦略に比重を置いている。
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