李在明大統領、鄭清来氏と4時間の夕食会で「同志」という呼称
李在明(イ・ジェミョン)大統領は、共に民主党の鄭清来(チョン・チョンネ)代表と4時間にわたり食卓を囲んで向かい合った。
先月30日に入院した鄭代表を見舞い、面会を約束してきた李大統領は、1日、青瓦台で鄭代表と夕食会形式の会談を行った。両者は国政の懸案と党内案件全般にわたって共通認念を確認したと伝えられた。大統領と与党代表の会談が4時間に及んだのは、通常の日程の枠組みを大きく超える長さであり、双方が互いに注いだ時間そのものがメッセージだという解釈が出ている。
「同志」という呼称で党と政権の対立に終止符
李大統領が今回の会談で前面に出したキーワードは「同志」だった。鄭代表について「命さえ脅かされた闇と死の時代、内乱の夜をともに戦い越えてきた同志」と表現した。戒厳政局をともに乗り越えた経験を共通の財産として再定義した発言だ。検察改革と裁判停止法の処理をめぐるいわゆる「李鄭対立」や、欧州歴訪の見送り式不参加で噴出した「配慮欠如」論争などにより深まっていた党と政権(党青)の関係を、正面から収拾する意志と受け止められている。
会談直後、世論の関心はただちに政治的な解釈へと移った。支持層内部でも会談をめぐり批判的な反応が出た。ネットユーザーが李大統領のSNSに「鄭清来さんをもういじめないでください」と書き込んだのが代表的だ。これに対し李大統領は、3日、X(エックス)を通じて自ら反論に踏み切った。「私に引き回されたのでも、いじめたのでもない」「誤解や曲解はしないでほしい」と述べた。大統領が個人の支持者の書き込みに一つ一つ返信するのは異例の動きであり、支持層の離反を意識した政治的計算が働いているとの見方が優勢だ。
上向かない支持率、夕食会が答えになるか
今回の会談の背景には、支持率という冷徹な数字がある。李大統領と民主党の支持率は、全党大会以降、明確な反転の契機をつかめていない。鄭代表は支持率低迷の原因を「有能な大統領への期待は折れていないが、伝統的な中核支持層の心が離れたこと」と診断し、党代表当選時に支持率を60%以上に回復させると公言していた。中核支持層の再結集が反転の鍵だという診断を党代表と大統領が共有した形であり、今回の夕食会はその診断を実行に移した最初の舞台だと評価できる。
同時に、負担も大きい。鄭代表に対する親李系(親明系)からの不出馬圧力や「政権は短い」発言の余波は依然として進行中だ。李大統領が「同志」という呼称で鄭代表を擁護するだけに、今後は党内の勢力の亀裂を調整しなければならない負担も増す。大統領が支持層の批判投稿に直接応じたこと自体が、党内対立が依然として生きていることを示す傍証でもある。
党と政権の関係再設計、国政運営の速度が変わる
今回の会談の波紋は、民主党内部を超え、国政運営全般へと広がる見通しだ。大統領と党代表が国政の懸案と党内案件に関する共通認識を公式に確認した以上、これまで党と政権間の見解の相違で停滞していた立法日程に速度がつく可能性がある。政府と与党が足並みを揃えるかどうかは、来年の総選挙局面で民主党の明暗に直結する。
ただし、一度の夕食会で対立の根まで絶たれたと見るのは早い。李大統領が「曲解しないでほしい」と自ら釈明しなければならない状況であることは、支持層とのコミュニケーションにも依然として亀裂があることを意味する。ジョン・クラッカーが戦争について語ったように、政治的同盟にもロマンスはなく、そのほとんどは退屈な反復と妥協の連続である。4時間の夕食会が反転の出発点となるのか、それともまた一つの総合イベントで終わるのかは、中核支持層の心が戻る速度が決めることになるだろう。
