#기술
東京海上、来月から自律移動ロボット保険を販売へ…日本保険業界で初の事例
日本の東京海上日動火災保険は、来月から自律移動機能を備えた「フィジカルAI」ロボット専用の保険を販売する。日本の保険業界でこのような商品が登場するのは初めて。加入対象は、センサーとカメラで周囲を認識し自ら動きを調整する移動型ロボットで、二足歩行ロボット、四足歩行ロボット、車輪で移動するロボットなど、移動方式は問わない。
補償範囲は、災害や衝突によるロボットの破損時の修理費と、誤作動で他人に損害を与えた場合の賠償金が含まれる。故障や修理期間に必要な代替機器のリース料も補償する。ただし、サイバー攻撃による損害は対象外で、このリスクは別のサイバー保険で備える必要がある。
フィジカルAIとは、人工知能が実際の物理環境を認識・判断し、機器の動きを制御する技術である。日本政府は2040年にフィジカルAIロボットの世界市場規模が約60兆円に達すると見込み、官民合計で10兆5000億円規模の投資をこの分野に推進する計画だ。
東京海上は、ロボットの価格に加え、高額な修理費や事故発生時の賠償責任が企業の導入負担となっている点に着目し、介護・接客・物流・建設など人手不足が深刻な現場でのロボット導入を増やすため、この商品を用意した。今回の保険は、ロボットの故障や事故のリスクを保険で管理する手段を企業に提供するもので、ロボットの活用が拡大するほど、こうしたリスク管理手段の重要性も高まると見られる。
