投資レポート、不安定なアジア市場の中でも+43.19%の収益率を確固として維持
アジア市場が揺れる中、ニューヨークは堅調…収益率+43.19%の不安な平穏
10月最終週の水曜日の朝、ソウル市場は冷え切っていた。KOSPIが1.24%急落し5,900ラインさえ危うく、KOSDAQは2.3%以上急落した。ウォン/ドル相場は1,337ウォンまで上昇し、外国人資金の流出を助長している。しかし大西洋を隔てたニューヨークは様相が異なる。ダウ・S&P500・ナスダックがそろって小幅高で取引を終え、特にフィラデルフィア半導体指数が1.75%上昇し、AIの行進はまだ止まっていないことを示した。このような「東西の温度差」の中で、AIバリュー投資ポートフォリオは初期資本1万ドルに対して43.19%の収益率を維持し、総資産1万4,318ドルに位置している。表面的には平穏だが、資産の推移を覗いてみると、その裏には熱い変動性が流れている。

急落した一日が作った1,000ドルの起伏
直近5日間の資産曲線は決して平坦ではなかった。10月22日に1万4,923ドルまで急上昇していた総資産は、23日わずか1日で1万3,853ドルにまで1,000ドル以上蒸発した。その後2日で再び回復基調に転じ、現在は高値比約4%下に留まっている。このような振幅は、ポートフォリオが半導体・AIセクターに高い比重を置いていることの証左だ。レバレッジ商品であるSOXLとTQQQは、上昇相場ではロケットのように上がるが、調整局面ではそれ以上に下がる構造だ。忍耐が必要な局面だ。
保有銘柄の診断:割安判断の根拠は「成長速度」にある
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $329.17 | 42.0 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $249.09 | 20.0 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $90.47 | - |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $630.56 | 21.5 |
| SOXL | 13.92株 | $71.22 | $90.50 | 20.4 |
| TQQQ | 1.13株 | $76.34 | $68.43 | 27.8 |
| AMD | 6.82株 | $198.62 | $531.28 | 135.5 |
| エヌビディア | 24.00株 | $184.21 | $216.00 | 27.3 |
| マイクロン | 1.30株 | $930.96 | $903.70 | 12.2 |
表面的に見れば、AMDの株価収益率135倍は到底納得し難い水準だ。しかし成長率を考慮した株価対成長倍率は0.5倍前後で、市場が予想する利益増加速度を勘案すれば、むしろ売られ過ぎの状態と読み取れる。エヌビディアも27倍の株価収益率に対し成長比バリュエーションが0.26倍で、AI主力株としては負担にならない水準だ。マイクロンは株価収益率12倍、成長比バリュエーション0.16倍で、このポートフォリオの核心的な割安銘柄だ。HBM需要の急増が利益を急速に拡大させていることが裏付けとなっている。一方、インテルは赤字が続き、取得価格比13%以上下落しており、回復の可否が課題として残っている。アマゾンとメタは20倍前後の適正なバリュエーションで、ポートフォリオの防衛軸を担っている。
直近の売買の振り返り:「重心」を保つ感覚
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-10-23 | 買い | マイクロン | 0.47株 | $856.49 |
| 2026-10-23 | 売り | エヌビディア | 1.26株 | $212.21 |
| 2026-10-23 | 売り | AMD | 0.36株 | $507.93 |
| 2026-10-16 | 買い | マイクロン | 0.31株 | $931.24 |
| 2026-10-16 | 売り | エヌビディア | 1.33株 | $217.23 |
| 2026-10-09 | 買い | マイクロン | 0.11株 | $1,035.84 |
| 2026-10-09 | 売り | TQQQ | 0.06株 | $80.23 |
| 2026-10-09 | 売り | SOXL | 0.73株 | $142.52 |
| 2026-09-18 | 買い | マイクロン | 0.19株 | $977.50 |
| 2026-09-18 | 売り | SOXL | 0.77株 | $114.82 |
直近の取引に共通する要素は明確だ。155%の利益を出したAMDと、組入比重38%まで膨らんだエヌビディアを一部売却して利益を確定し、その資金で同じAI半導体バリューチェーンの中で相対的に上昇が遅れていたマイクロンに乗り換える流れだ。急落相場ごとに分割買いで数量を増やしたのも特徴だ。一方、ナスダック調整懸念の中で3倍レバレッジのSOXL・TQQQの比重を着実に縮小してきた点は、変動性管理の意志と読み取れる。ただし、半導体という一セクターに偏在した構造は、セクターローテーションの転換時にリスクになり得る点には留意が必要だ。
展望:金利5%の時代、バリュエーションの回帰
注目すべき指標は、米10年債利回りが5%を超えたという事実だ。高金利は成長株のバリュエーションに負担として作用し、ビットコインが8万ドルを下回り、変動性指数が少しずつ上昇しているのも、市場の神経が過敏になっていることを示唆する。原油価格はブレント原油4%急落など、激しく動揺している。ただ、ニューヨーク市場の堅調な抵抗と半導体指数の強さは、AIの業績モメンタムがまだ生きていることを示している。金利負担が大きくなる環境であるほど、成長比で割安な銘柄を選ぶアプローチが有効である可能性が高い。ただし、このポートフォリオのレバレッジ比重とセクター集中度が交わる地点で、予想以上の下落幅が生じ得ることを忘れてはならない時だ。
※本レポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用内容を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご本人の判断と責任の下で行われるべきです。
ポートフォリオの詳細内容が気になる方は?
下段のニュースレター購読を通じて、毎日詳細な投資レポートをお受け取りいただけます。
