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「不正起訴特検法」国会で可決、国民の力は採決不参加

모민철모민철 기자· 2026/11/7 4:22:53· Updated 2026/11/7 4:24:07

李在明政権発足以降、7人目の特別検察官が国会の敷居を越えた。共に民主党が主導して発議された「不正捜査・不正起訴の真相解明特検法」、いわゆる不正起訴特検法案が6日、国会本会議を通過したものである。国民の力は、この法案が大統領関連事件の公訴を取り消すための手段だと反発し、採決をボイコットした。

なぜ争点になったのか

法案の調査対象は、尹錫悦政権期の検察、国家情報院、監査院などの権力機関である。与党は、これらの機関が前職政府や野党人士に対する捜査過程で不正の疑いがあるとし、真相解明が必要だという立場だ。特に李在明大統領が大統領候補時代に受けた捜査と起訴の経緯が核心的な争点となっている。野党は同じ事案について全く異なる解釈を提示している。国民の力は、この法案が特検の形式を借りた「大統領による自己免罪」の仕組みだと主張し、裁判手続きが進行中の事件を政治的に無力化しようとする試みだと批判している。

与野党双方にとって重要である理由は明確だ。特検が発足すれば、過去の捜査・起訴の正当性そのものが法廷に掛けられるからである。大統領関連の公訴取り消しの有無という直接的な結果のみならず、検察改革の議論の今後の方向性を左右する案件であるという点で、政治的比重が大きい。

法案の核心的内容

法案の骨子は、不正捜査と不正起訴の疑いがある事件を担当する特別検察官を置き、必要な人員と捜査権を付与するものである。注目すべき点は、派遣検察にも捜査権を付与したことである。従来の特検運営方式では、派遣検察は捜査支援にとどまるケースが多かったが、今回の法案は捜査主体としての権限を明記し、特検の実質的な捜査能力を強化しようとする趣旨と解される。

規模も前例のない水準である。聯合ニュースの報道によると、特検が活動できる人員は309人、活動期間は延長時最大200日に達する。これは過去の特検と比較して大幅に拡大されたもので、調査対象機関が検察・国家情報院・監査院と多岐にわたり、事件数自体が多いことを反映した設計である。

運営の難題と賛否論争

可決後も解決すべき課題は少なくない。人員派遣を要請される検察などの事件機関の人員不足が第一の障害として指摘されている。特検に人員を派出する機関が、逆に調査対象であるか、その影響圏内にあるという構造的矛盾も残されている。すでに裁判が進行中の事件をどのように捜査するのかという点も難題である。鄭誠浩前法務長官は、この法案について「熟議すべきであった」「解明は容易ではない」と指摘したと伝えられている。特検の活動範囲と裁判手続きの間の衝突の可能性を懸念した発言と読み取れる。

国民の力は可決直後に強く対抗した。この日国会前にて大規模集会を開き、反対の世論戦に乗り出したほか、法案を「檀君以来最悪の立法」と規定し、場外闘争への突入を宣言した。与党側は、権力機関の選択的捜査慣行を是正するために必要な真相解明だという論理を示している。結局、同じ法案をめぐり「検察の牽制」と「大統領の防御」という正反対の枠組みが衝突する構図である。

残された手続きは政府への送付と公布である。与党が国会で主導権を握っているだけに、制度の発足自体は実現する可能性が高い。ただし、特検の実質的な成果は別問題である。309人規模の人員を適時に確保できるか、進行中の裁判といかなる方式で並行するか、そして特検の捜査結果が実際に公訴取り消しにつながるかは、別個の変数として残される。特検候補者の選定過程で野党の不参加が繰り返されれば、特検の正当性をめぐる政治的衝突は立法局面を超えて続くと見られる。

法と制度の観点から見れば、今回の可決は、特検制度が政権交代期に権力機関牽制の道具として繰り返し使用されてきた流れを確認させるものである。李在明政権発足以降7人目の特検という数字がそれを物語っている。特検濫用論争と権力機関調査の必要性の間で制度的な均衡点を見出す議論が、今後の課題として残される見通しである。

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