慶北(キョンブク)「Kボドゥム6000」、17万人の利用者で育児支援の空白を解消
働く親や交代勤務家庭が、子どもを預ける場所がなく直面する困難が、慶尚北道(キョンサンプクト)の無料育児支援事業「Kボドゥム6000」により軽減されている。事業開始初年度の2024年には2万2700人が利用し、2025年には17万7271人に急増、17万人を超える利用者を確保し、大きな反響を得ている。
「Kボドゥム6000」は、年中無休365日運営される、隙間・延長育児支援サービスで、平日は午前7時30分から深夜0時まで、週末と祝日は午前9時から午後6時まで、乳幼児および小学生を対象に無料の育児支援を提供する。既存の保育所、共生型放課後児童クラブ、地域児童センター、共同育児分かち合いセンターなど、地域内の育児インフラをそのまま活用し、別途の施設投資なしに正規運営時間外の空白を埋める方式で設計された。
この事業の差別化された点の一つは、全国で初めて生後60日から12ヶ月未満の乳児を専門に担当する「0歳児特化クラス」を設置・運営していることだ。保育所の遊休スペースを活用した「学童・長期休暇中保育所」も共に運営し、長期休暇中の小学生の育児支援における死角地帯を別途支援している。地域社会の参加を基盤とした「オンマウル(地域全体)育児共同体」モデルを目指しており、民間が参加する市・郡の公募方式で拠点を段階的に増やしている。
慶尚北道は、このような成果を基に、今年度総事業費173億ウォンを投じ、道内22市・郡全域の97ヶ所に運営規模を拡大する。
「Kボドゥム6000」の運営データは、国の政策にも反映されている。慶尚北道の夜間・週末延長育児支援の運営事例は、女性家族部の共同育児分かち合いセンター延長運営事業の導入につながり、他の地方自治体のベンチマーキング対象となっている。イ・チホン慶尚北道低出産克服本部長は、「17万人以上の利用実績は、「Kボドゥム6000」が道民の実質的な育児問題の解決に寄与していることを示す指標」とし、「運営データと研究結果、既存インフラを活用し、終日育児支援体系を継続的に拡大していく」と明らかにした。
利用申請は、統合予約ホームページ(k6000.or.kr)を通じて居住地制限なく可能で、毎月25日午前10時から先着順で受付が行われる。