密陽(ミリャン)の労働者、労災隠蔽の疑い
密陽(ミリャン)の金属工場で勤務中に肩を負傷した労働者に対し、会社がこれを「産業災害」として処理しないよう関連書類の作成を求め、それを口実に解雇しようとした疑いが提起された。
昨年11月に同工場に入社したキム・ジェヨンさん(仮名・30代)は、最低20キロから最大100キロ余りに達する重い金型を繰り返し扱う業務に従事していた。この過程でキムさんは体に負担を感じ、先月17日、作業中に肩に痛みを覚え病院を受診した。その後の精密検査で「右肩関節唇損傷およびインピンジメント症候群」と診断され、手術と長期治療が必要な状態であることが確認された。
しかし、会社はキムさんの負傷を産業災害として認めようとしなかった。キムさんの主張によると、2日に診断書を持参して会社を訪れた際、会社は治療費の自己負担と復職を条件に「産業災害申請をしない」とする内容の確約書作成を求めた。キムさんはこれを拒否し、翌日、病院を通じて産業災害申請を提出した。その後、会社はキムさんが病院を訪問し、診断書を提出しに行った期間などを問題視し、「無断欠勤」を理由に退職手続きを進めると通告した。キムさんは、会社関係者が「会社で怪我をしたのか、我々がどうしてわかるのか」と責任を回避し、他の同僚の労災処理事例を挙げながら申請放棄を強要したと主張した。
このような状況に対し、雇用労働部はキムさんに対し、退職処理が確定した場合、不当解雇救済申請などの関連手続きを踏むことができると案内した。会社は「確約書提出要求」について事実無根だと反論した。会社関係者は、キムさんの産業災害申請が4月2日に提出されたものであり、それ以前に怪我の事実を報告したことはないと明らかにした。また、キムさんが現在会社に出勤しておらず、無断欠勤として処理中であり、退職処理などはまだ決定されていないと説明した。