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KOSPI急騰を受け、国民年金が株式保有比率を引き上げへ
株価市場(KOSPI)の急騰により、国民年金基金運用委員会が保有する国内株式の比率が、当初定めた目標値と許容範囲を超過したため、2027年から2031年までの投資計画を修正しました。実際、2月末時点の国民年金が保有する国内株式の比率は24.5%で、目標値(14.9%)と許容範囲の上限(19.9%)をいずれも超過しています。
基金運用委員会は、市場状況と国内株式市場の構造的変化の可能性を考慮し、基金の長期的な収益性と安定性を高め、売却に伴う市場への衝撃を緩和するために、中期資産配分案を調整しました。委員会は、今後国内株式への投資比率を従来の14.9%から20.8%に引き上げ、資産比率を再調整する措置を6月末まで猶予することを決定しました。6月末に終了予定だったリバランス猶予措置を延長し、許容範囲も一時的に拡大しました。
新たな資産配分案は、6月末のリバランス猶予措置終了時点から適用されます。今年末時点の資産群別目標比率は、国内株式20.8%、海外株式34.7%、国内債券23.1%、海外債券7.4%、代替投資14.0%です。基金委は国内株式の戦略的資産配分(SAA)の許容範囲を一時的に拡大することを決定しましたが、具体的な調整幅は公開していません。
年金研究会は、短期間のKOSPI急騰を理由に国内株式比率の引き上げを検討することは、自らが定めた資産配分原則を市場状況に合わせて頻繁に変更する「自己否定」であり、国民の老後資産運用原則を毀損する行為だと批判しました。年金研究会は、「不便であっても、自らが定めた分散投資と財政安定の原則を守り続けることが、年金制度に対する国民の信頼を守る道」だと強調しました。
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