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1ドル1500ウォン台、保険会社は外貨投資の損失とコスト増を懸念
ウォン・ドル相場が1ドル=1500ウォン前後を行き来する中、海外投資を多く手掛ける保険業界では、外貨建て資産をドルに替える際に発生するコスト、すなわち通貨ヘッジコストが増加し、自己資本の健全性に負担が大きくなることを懸念しています。為替レートが大きく上昇すると、保険会社の外貨建て資産からの収益が減少するためです。
保険会社は、長期にわたり保険金を支払う必要がある特性上、安定的な収益を確保するため、米国債や海外の優良社債などに継続的に投資してきました。特に生命保険会社は、長期債務管理のために海外債券への投資比率が高い傾向にあります。
為替レートの変動性が増すにつれて、保険会社は海外資産に対する為替リスク管理コストが増加する可能性があると見ています。通貨ヘッジコストが上昇すれば、実際の投資収益率は期待よりも低下する可能性があり、高水準の為替レートが長期化する場合には、新規海外債券の購入ペースを調整したり、投資実行時期を遅らせたりする案を検討することになります。
過去の1ドル1400ウォン台の為替局面でも同様の事例がありました。2022~2023年当時、一部の保険会社は通貨ヘッジコストの負担拡大を受けて海外債券の新規購入ペースを遅らせたり、米国債以外に国内社債やオルタナティブ投資など、他の運用先も併せて検討し、収益性とコスト負担を比較衡量する形で対応しました。今回も、為替シナリオ別のストレステスト強化や資産・負債の通貨構造の再点検など、健全性管理のための対応が行われる可能性があります。
