9月1日立法リポート:デジタル教科書の予算をめぐる攻防
デジタル教科書政策が国会での審断の対象となった。
祖国革新党のチョン・サンゲン(正商根)議員が教育委員会の会議で、チョ・ホジル(趙 HL)教育部次官に対し、デジタル授業案(デジタル教科書関連資料)の提出を正式に要求した。政策の立証を促すこの措置は、単なる行政手続きの督促を超え、予算審査と直結する一手(カード)だ。チョン・サンゲン議員は第22代国会教育委員会で公教育予算の確保と教権保護を活動の二本柱としてきた。今回の文書要求は、その基調がデジタル教科書事業に移行した結果と解釈される。
8人の二重兼任が作った牽制網
国会の公開情報によると、祖国革新党所属の議員8人が教育委員会と予算決算特別委員会を兼任している。チョン・サンゲン議員に続き、ナ・センホン(羅善洪)、オ・ユンヘ(吳允慧)、チョン・ヨンドゥ(鄭淵頭)、ナム・ヨンウ(南映祐)、キム・ホンジョン(金憲定)、パク・ミョンハン(朴命漢)、イ・ミンチョル(李敏哲)各議員がそのリストに名を連ねる。政策の妥当性を問う場と金の流れを締める場を一身に兼任した構成だ。学習効果検証資料、機器とネットワーク維持費用、現場教師の負担実態といった根拠が文書として提出されなければ、予算審査段階で直ちに削減論理に転換される。キム・ホンジョン議員が国政監査で政府政策の問題点を指摘してきた動きと、パク・ミョンハン議員の予算案質疑経験がここに加わる。検証の深さと幅が個別議員の次元を超えた理由だ。
靴が合わない時、変えるべきは足か靴か
靴が合わない時、変えるべきなのは足か。
グロリア・スタイネムの問いかけをデジタル授業案に当てはめれば、答えは明確になる。政策が教室に合わない状態で、教室が政策に一方的に合わせてきたという指摘が、文書提出督促の底流にある。機器活用訓練や授業準備の負担、学習格差への懸念といった現場の声が立証資料と共に積み上がれば、政策再設定への圧力は高まるほかない。逆に教育部が有効性を裏付けるデータを提示すれば、論争は規模調整の局面に収束すると見られる。いずれにせよ、引き金となるのは文書だ。教権保護を活動の軸としてきたチョン・サンゲン議員にとっては、立証の負担を政府に確実に押し付けることが有利な状況でもある。
エドテックと出版産業の岐路
デジタル教科書事業は、コンテンツ開発、学校単位での機器調達、ネットワークインフラ構築につながる産業連鎖を孕んでいる。文書提出督促が予算圧力につながれば、エドテック業界の投資心理は萎縮する懸念が大きい。政策が紙教科書中心に重みを取り戻せば、出版や製本などの伝統的教育産業には活路が開く構図だ。受益と打撃が立証文書一枚で分かれることになる。1日午後に開会する定期国会は、100日の日程に入った後、来年度の予算案審査へと進む。規模は800兆ウォンを上回ると報道されている。教育分野においてデジタル授業案は、避けられない争点として浮上する見通しだ。
10月の国政監査が最初の山場だ
国会日程によると、国政監査は10月6日から3週間開催され、その後直ちに予算案審査が行われる。教育部が国監までに文書を提出し、防御論理を構築できるかが流れを分ける分水嶺となる。提出が一日遅れるたびに削減の名分は積もり、兼任議員たちの追撃も激しさを増すだろう。ただし、公教育予算の確保という大義名分と絡んでいるため、事業全体が覆るよりは、段階的な縮小か再設計に落ち着く可能性が高い。文書一枚が予算案の行方を左右する、国会流の計算法が再び証明される場面となりそうだ。
