裁判官たちの最高裁判所批判の投稿が相次ぐ…清州地裁所長も「声を上げよう」とコメント
「これ以上は我慢できない。いまこそ声を上げる時だ」。清州地方法院所長が裁判所内部ネットワーク「コートネット」に自らこのようにコメントした。共に民主党が趙喜大(チョ・ヒデ)最高裁判所長に対する国政調査を推進するなど司法部の独立が脅かされている状況の中で、裁判官たちによる問題提起が相次いでおり、一部の裁判所長や支院長も賛意を示した。
仁川地方法院富川支院の成贊龍(ソン・チャンリョン)裁判官(司法研修所44期)が先月30日、裁判所内部ネットワークのコートネットに「小説『動物農場』について」という題の投稿を上げた。成裁判官は「司法部の長である最高裁判所長が一日おきといっていいほど攻撃と非難を受け、目的や意味が分かりにくい立法や世論戦が渦巻いている」と指摘した。同裁判官は「不当な攻撃に対しては堂々と立ち向かわなければならない」と強調した。
この投稿には、裁判所長をはじめとする多くの裁判官がコメントで賛意を表した。趙美延(チョ・ミヨン)清州地方法院所長(27期)は「一日おきに司法部を非難し弾劾を口にしていた人々が、今や自分たちの気に入らない判決が宣告されると国政調査を推進している」と述べた。さらに「これは裁判官全体を冒涜するものだ」と付け加えた。趙所長は「自分たちが思い描いた結論と異なる判断を下した裁判官を国監査場に呼ばないとは、法歪曲罪で法廷に立たせないとは、誰が断言できようか」「これ以上は我慢できない。いまこそ声を上げる時だ」と述べた。
尹相道(ユン・サンド)ソウル北部地方法院所長(24期)も「投稿と以下のコメントにすべて共感する」と書き込んだ。林海枝(イム・ヘジ)大邱家庭法院所長(28期)は「裁判官の勇気に敬意を表します。ありがとうございます」とコメントした。
韓潤玉(ハン・ユノク)昌原地方法院密陽支院長(35期)は2日、コートネットにコメントを残し、三権分立の原則を強調した。韓支院長は「司法権の独立と三権分立が政治権力の政治的利害関係によってその独立性を尊重されず、政治権力に蝕まれ脅かされる瞬間、『民主主義』という概念はどのように包装しようとも、政治権力の統治手段に転落することになる」と述べた。
光州地方法院順天支院の具亮根(ク・ヤングン)裁判官(41期)はコメントで「憲政史上、政治権力がこれほど露骨に三権分立を無視し、司法部の長を脅したことがあっただろうか」「司法部の独立と大韓民国の法の支配の仕組みが崩れ落ちていく現実がただ痛ましく嘆かわしい」と述べた。同裁判官は「気に入らないという理由で最高裁判所長までもがこのように切り刻まれているのに、この姿を見ている法官たちが本当に政治権力の顔色をうかがわず、信念に基づいて裁判をできるだろうか」と述べた。
