フーオム(Hurom)H75スロージューサーの洗浄にかかる時間と洗浄のコツ
フーオム H75は、使用直後にすぐ洗えば5~7分で洗浄が完了する。
搾りかすを乾かしてから洗うと、同じ作業に20分以上かかる。結局、洗浄時間を決めるのは製品の性能ではなく、洗浄のタイミングだ。ユーザーの口コミやレビューを総合すると、自動洗浄のみの利用で1~2分、通常の水洗いで5~10分、丁寧な分解洗浄で10~15分、過マンガン酸カリウムなどの洗浄剤を使うディープクリーニングまで含めると15~20分がかかる。本記事では、時間を左右する変数とパートごとの管理方法、時間を短縮する実践ルーティンまでを解説する。
H75はなぜ洗浄が速いのか
バイステム方式が負担を軽減
フーオム H75は2022年に発売された縦型低速スロージューサーで、前モデルH-AI(H100)の後継機だ。刃を使わずに素材をすり潰して搾るバイステム方式を採用したことで騒音が減り、部品に素材が詰まる程度も少ない。従来のストレーナー(網)方式と比べて洗浄が必要な部品数が少なく、ユーザーレビューの総合評価では洗浄時間が30~50%程度短くなったとされている。
自動洗浄とメガホッパーの役割
水だけを入れて回転させる自動洗浄機能が、一次的なすすぎを代行する。組み立てた状態でぬるま湯1~2カップを入れ、30秒~1分ほど運転すれば、ほとんどの残りカスが除去される。ゆとりのあるメガホッパーのおかげで食材の下ごしらえの負担も減り、長期使用者の口コミでも洗浄と手入れが格段に便利になったという評価が続いている。
洗浄時間を左右するもの
決め手は「すぐ洗うかどうか」
ユーザーの口コミで最も共通して見られるアドバイスは、搾り終わったら5分以内に洗えということだ。直後に洗えば、水だけでも残りカスの80%が解決する。パルプが乾いて固まるとスクラブが必要になり、ニンジンやビーツなどの食材は変色まで起こる。時間の目安はシンプルだ。すぐ洗えば5~7分、乾かせば20分以上である。
食材によっても変わる
食物繊維の多いセロリや葉物野菜を搾った日は、ガーゼや網の隅に繊維が詰まり、時間がかかる。ニンジン・ビーツ・ベリー類は色素が強く、すぐにすすがないと変色が残る。すでに変色してしまった場合は、40~50°Cのお湯に過炭酸ソーダ1~2杯を溶かして30分~1時間浸けると復元できる。このディープクリーニングは週1回、15~20分で十分だ。
パート別の難易度と個別管理
すすぐだけで済む部品
分離器とオルグスクリュー(スクリュー)、回転ブラシは、流水ですすぐだけで残りカスがよく落ちる。洗浄時間の大半を占める部品ではないという点がH75の強みだ。
手間がかかるのはパッキンと網
ゴムのパッキンやリング部品は隙間に残りカスが詰まりやすく、歯ブラシが必要だ。放置するとカビの原因になるため、週1回分解して歯ブラシでこすることが推奨される。パッキンは1~2年ごとに摩耗の有無を点検し、必要に応じてサービスセンターを通じて交換するのが安全だ。ジュースカップと網は、繊維が詰まったときに専用洗浄ブラシ(付属品)を使うと時間が大幅に短縮される。
5分以内に終わらせる実践ルーティン
3段階の手順を決めておけば、無駄な動きがなくなる
まず電源を切り、部品が乾く前に分解する。続いて、ホッパー、スコップ、オルグスクリュー、回転ブラシ、分離器、ジュースカップ、ベースの順にすすげば、動きが少なくなる。最後に投入口とパッキンの隙間を専用ブラシでこすり、日陰で完全に乾燥させれば完了だ。このルーティンを守れば、ほとんどの日は5~10分以内に洗浄が完了する。
事前に水を用意する習慣
搾る前に、飲む水よりやや温かめの水を用意しておけば、終わった直後に自動洗浄を回すことができる。ただし、50°C以上のお湯はプラスチック部品を変形させる恐れがあるため避けるべきだ。食洗機も禁物である。ゴムのパッキンが変形・変色する恐れがあるため、必ず手洗いしなければならない。
守るべき注意点2つ
本体、つまりモーター部分には水が絶対に入ってはならず、濡れたタオルでのみ拭く。洗浄後に水気が残ったまま組み立てると、カビや臭いの原因になるため、完全乾燥が必須だ。
競合モデルとの比較
旧型・他社製品と比べた明確なメリット
フーオム H-AI(H100)はH75と同様に5~10分で済むが、フーオム H200・310Aなどの旧型モデルはストレーナーの分解洗浄のために10~15分かかる。他社の縦型は8~15分、オメガの横型は網3種を洗う必要があり10~15分以上かかる。H75は洗浄の負担が最も少ないスロージューサーの一つで、1日平均5~10分の投資で毎日の使用が可能なレベルだ。
覚えておくべき3つのこと
第一に、直後の洗浄が最善である。5~7分と20分以上の差は、たった一つの習慣で分かれる。第二に、自動洗浄を毎日活用すれば手洗いの負担が減る。第三に、パッキンは歯ブラシ、網は専用ブラシと、パートごとに道具を分けて準備しておけば、分解洗浄も10分程度に短縮できる。「料理の後、6ヶ月経ったら最初からやり直す」というジョークのように、洗浄も毎日繰り返される作業だが、H75はその繰り返しを5分以内にまとめてくれる製品だ。
