米・イラン・パキスタン 3者会談始まる
米国とイランの代表団は11日(現地時間)、パキスタンの首都イスラマバードで3者会談を開始した。ロイター通信、イランメディアIRNA、タスニム、メフルなどが、パキスタン時間で同日午後5時30分ごろに交渉が開始されたと報じ、米メディアCBS、ニュースネーション所属のジャーナリスト、イスラマバードのイラン国営テレビ記者も会談開始の事実を伝えた。ニュースネーションのホワイトハウス担当記者は、ドナルド・トランプ米大統領との通話後、交渉が公式に開始されたとの回答を得たと述べている。今回の会談は、7日に両国が2週間の休戦に合意してから4日後に開かれた。
米国側代表団はJD・バンス副大統領が率い、ジャレッド・クシュナー氏、スティーブ・ウィットコフ中東特使などが含まれた約300人規模と把握された。イラン側はモハンマド・バケル・ガリバフ国会議長、アッバス・アラグチ外務副大臣、国家安全保障最高評議会(SNSC)事務総長、中央銀行総裁ら約70人で構成された。両側代表団は会談に先立ち、シェバズ・シャリフ・パキスタン首相とそれぞれ会談した。
会談の核心的争点としては、戦争終結の案、ホルムズ海峡の船舶通行再開、イランの核開発計画などが議論される見通しだ。イランはレバノンの交戦中断、対イラン制裁および凍結資金の解除、戦争被害の賠償などを要求条件として提示したとされる。
会談場所としてはセレナホテルが指定され、ホテルの一般宿泊客は退室させられ、周辺地域は通行が全面的に統制された。パキスタン当局はイスラマバード全域に軍・警察を配置した。
AFP通信は、米国とイラン代表団が別々の会議室で、パキスタン当局者が提案をやり取りする間接的な形式の会談になるとの見通しを示し、CNNは交渉に数日を要すると予想した。イランのタスニム通信は、会談が1日間開かれる可能性が高いと報じた。