兼職を押し通すヨン・ヘイン氏 与党内からも「青瓦台の人事検証、再検討を」
長官職と、政党の得票率に応じて配分された比例代表国会議員職を同時に維持しようとする性平等家族部長官候補のヨン・ヘイン氏による「兼職」問題が続くなか、3日、与党・共に民主党の内部からも、青瓦台が候補者の資質を事前に吟味する人事検証が不十分だったとする指摘が上がった。
キム・ミンソク共に民主党代表はこの日、ユーチューブ番組「ミンティ07」に出演し、「多くの懸念と批判を耳にして、深く考えている」と明らかにした。今回の問題は、国会が長官候補の資質を審査する人事聴聞会を経なくてもすでに明らかになっていた事実をどう判断するかという問題であり、通常のケースとは異なると説明したうえで、「国民の多様な声は尊重すべきであり、考える必要がある」と付け加えた。
検証問題に直接言及したのはユン・ゴニョン民主党議員だ。同議員はこの日、文化放送(MBC)ラジオで、「地域区議員が住民の選択によって国会議員になったのなら、比例代表は専門性を基に国会議員になったものだ」とし、「長官として入閣するというのは、行政府でその専門性を発揮せよという意味だ」と指摘した。慣例上、両方の領域を同時に担うのは難しいという説明だ。ユン議員は「この部分は人事検証に関わる部分だ」とし、「今回の機会を通じて(青瓦台の)検証の単位を改めて見直すべきではないかと考える」と付け加えた。
国民の力は、ヨン候補の兼職問題を杜撰な人事検証の問題に結び付け、青瓦台を批判した。安哲秀議員はフェイスブックで、「イ・ジェミョン大統領はヨン候補の兼職の意思を知りながら指名したのかを明らかにすべきだ」と要求し、「知りながら指名したのであれば特権に共にどっぷり浸かった共犯者であり、知らなかったのであれば国民の目線を忘れた無能だ」と綴った。チョ・ヨンスル報道官は書面論評で、ヨン候補の兼職とは別個の、過去の空港VIPルーム私的利用疑惑などに言及した後、「すでに各種の物議を醸した人物を長官候補に抜てきしたこと自体が、任命権者の杜撰な人事を証明している」と強調した。
ヨン候補は3日、ソウル・西大門区に設けられた人事聴聞会準備事務室に出勤した。兼職の意思を公式に撤回するとの発表は、いまだ出ていない。
