為替・原油価格急騰の中でもAIバリュー投資リポート、累積収益率+41.86%を維持
為替・原油価格の急騰でラリーは足踏み…半導体集中戦略の試練の時
15日、ソウルとニューヨークの株式市場がそろって下落する中、「AIバリュー投資ポートフォリオ」は、ウォン/ドル為替レートの1.29%急騰とWTI原油価格の3.87%の不安定さの中でも4万ドル台の底力を維持し、累積収益率+41.86%を記録した。ただし、直近5日間で資産が1万5,258ドルから1万4,186ドルへと約7%減少し、調整局面に入った点は注目に値する。

高値から7%の調整、トレンドは依然として強気
このポートフォリオの資産は、9日に1万5,163ドルから10日に一時1万5,258ドルまで上昇した後、3日連続で減少傾向を示した。KOSPIが0.85%下落し、ナスダックが0.78%下落したうえ、インテルの見通しの不確実性とレバレッジ商品の変動拡大が重なり、短期的な利益確定売りの圧力が高まった結果である。しかし、初期資本に対して40%を超える収益率は依然として市場の収益率を大きく上回っている。今回の調整はラリーの終わりではなく、過熱解消の過程と読む余地が十分にある。
保有銘柄の診断
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $344.72 | 44.0 |
| AMD | 7.17株 | $198.62 | $493.41 | 126.5 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $253.54 | 20.4 |
| TQQQ | 1.19株 | $76.34 | $69.27 | 28.1 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $97.19 | - |
| マイクロン | 0.23株 | $996.00 | $924.03 | 20.9 |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $665.60 | 25.1 |
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $210.96 | 26.7 |
| SOXL | 15.42株 | $71.22 | $101.13 | - |
ポートフォリオの中心はエヌビディアである。利益倍率26.7倍に対して1株当たり利益が7.91ドルで、成長に対する株価水準を示す指標がわずか0.46にすぎず、業績成長のスピードに比べて株価が遅れを取っているとの判断が可能である。AMDは取得価格から約2.5倍に上昇し収益の主役となったが、126.5倍という高い利益倍率と3.90ドルという低い1株当たり利益は、今後の業績証明がカギとなる。一方、マイクロンは利益倍率20.9倍に1株当たり44.28ドルの堅実な業績、さらに0.14の成長に対するバリュエーションまで備えた、最も「バリュー投資らしい」保有銘柄と評価される。インテルはまだ赤字(1株当たり-2.09ドル)のため評価指標が機能していないが、AIサプライチェーン回復の期待に賭けた回復銘柄である点から、指標ではなくストーリーでアプローチすべきである。
売買の振り返り:レバレッジから個別株へのきめ細かな移行
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-08-28 | 売却 | SOXL | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 購入 | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売却 | メタ | 0.10株 | $545.83 |
| 2026-08-21 | 売却 | マイクロン | 0.03株 | $974.33 |
| 2026-08-21 | 売却 | SOXL | 0.85株 | $122.21 |
| 2026-08-14 | 購入 | インテル | 2.80株 | $104.56 |
| 2026-08-14 | 売却 | SOXL | 0.90株 | $145.36 |
| 2026-08-07 | 売却 | SOXL | 0.95株 | $132.33 |
| 2026-08-07 | 売却 | TQQQ | 0.51株 | $72.03 |
| 2026-07-31 | 購入 | SOXL | 1.57株 | $114.72 |
直近1か月の売買パターンの核心は「SOXLの分割売却」である。7月末に114ドルで買付けを行った後、半導体指数が強気を維持する間に毎週少しずつ分けて売却して利益を実現し、その資金をインテルやエヌビディアといった個別銘柄に振り向けた。レバレッジ商品の変動リスクを抑えながら上昇モメンタムは維持する、典型的なリスク管理型の売買である。ただし、SOXLの現在価格は101ドルと直近高値から大きく下落しており、分割売却がもう少し早ければという惜しさも残る。TQQQを圧縮したのも、ナスダック全体よりも半導体のバリュエーションの魅力が大きいとの判断に基づくセクター集中の選択であった。
展望:原油価格と為替が投げかける変数
短期的には、原油価格の急騰と為替の上昇がインフレ再燃の懸念を呼び起こしており、慎重さが必要である。米10年債利回りが5%直前まで上昇し、グロース株のバリュエーション負担を拡大させた点、VIXが低い水準で推移しているだけに変動性の急反転の可能性も排除できない。ただし、フィラデルフィア半導体指数が前日に0.4%上昇し、ナスダック100先物とS&P500先物が上昇傾向を示していることは、調整が一時的なものである可能性を示唆している。成長に対して割安な半導体中心のこのポートフォリオは方向性を維持しつつ、レバレッジ比率の管理と現金確保による防御的な姿勢が当面有効であろう。
※本リポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用内容を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご自身の判断と責任において行っていただく必要があります。
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