9月15日投資レポート:AIバリュー投資ポートフォリオ +49.9%
半導体急落の中でも年間49.87%…バリュー投資戦略の底力
14日、KOSPIがわずか1日で3.26%も暴落しアジア市場を揺るがす中、バリュエーション重視の「AIバリュー投資ポートフォリオ」は累計収益率+49.87%を維持し、嵐の中でも重厚な底力を発揮している。フィラデルフィア半導体指数が5.86%急落し、ウォン/ドル相場が1,346ウォンまで上昇する不安定な市況だったが、このポートフォリオの総資産は1万4,987ドルとなり、直近5日間1万5,000ドルの水準を守り抜いている。

高値からの調整、トレンドは維持
資産の推移を見ると、去る10日に1万5,258ドルで高値を付けた後、11日に小幅に下落し、この日再び反発基調に転じた。グローバル・リスク資産への警戒感が高まる中でも損失が限定的な範囲に抑えられたのは、レバレッジ商品であるSOXLとTQQQの比重を事前に縮小し、防衛線を構築していた効果と見られる。一方、原油価格の急上昇も変数だ。WTIがバレル当たり101.89ドルに上昇しインフレ再燃への懸念を高めており、米10年債利回りも4.96%の高水準を維持している。グロース株のバリュエーションに重くのしかかる環境だが、ポートフォリオは個別銘柄の成長性に対する価格の割安感に重きを置く戦略のおかげでこれを相殺している。
主要保有銘柄、成長性に対する割安感に重点
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $218.29 | 27.6 |
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $361.99 | 46.2 |
| AMD | 7.17株 | $198.62 | $516.13 | 131.7 |
| マイクロン | 0.23株 | $996.00 | $975.26 | 22.0 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $256.78 | 20.7 |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $648.03 | 24.4 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $102.94 | - |
| SOXL | 15.42株 | $71.22 | $121.82 | 40.5 |
| TQQQ | 1.19株 | $76.34 | $70.98 | 28.8 |
ポートフォリオの二本柱であるエヌビディアとブロードコムは、成長性に対する株価水準を示すPEGがそれぞれ0.46と0.36であり、AI需要の持続性を踏まえれば依然として割安圏にあると判断できる。特にマイクロンはPEGが0.14で、メモリー半導体特有のサイクルを考慮しても成長性に比べ価格は大きく割高ではない水準だ。一方、AMDは株価が取得価格の2倍以上に急騰し、株価収益率が131倍まで上昇したことで、業績成長がそれを追い上げなければならない局面に入った。インテルはまだ赤字が続いており、業績反転の有無が今後の収益率を左右する注目対象だ。
利益確定と再配分の繰り返し
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-08-28 | 売却 | SOXL | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 購入 | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売却 | メタ | 0.10株 | $545.83 |
| 2026-08-21 | 売却 | マイクロン | 0.03株 | $974.33 |
| 2026-08-21 | 売却 | SOXL | 0.85株 | $122.21 |
| 2026-08-14 | 購入 | インテル | 2.80株 | $104.56 |
| 2026-08-14 | 売却 | SOXL | 0.90株 | $145.36 |
| 2026-08-07 | 売却 | SOXL | 0.95株 | $132.33 |
| 2026-08-07 | 売却 | TQQQ | 0.51株 | $72.03 |
| 2026-07-31 | 購入 | SOXL | 1.57株 | $114.72 |
直近の売買パターンの核心は、レバレッジ商品の段階的な縮小だ。7月末に半導体指数の成長性に対する割安感を根拠にSOXLを購入してモメンタムに乗ったが、その後4回にわたり分割売却して利益を確定させ、その資金をエヌビディアやインテルなど個別銘柄に移した。指数単位の賭けから銘柄単位の選別へと重心を移したもので、半導体調整局面で変動性を抑えようとする意図と読み取れる。メタの縮小は、広告市場の競争激化への懸念を反映したリスク管理上の判断だ。
展望
短期的には、米金利の高止まりと原油価格の上昇がグロース株に重くのしかかる可能性がある。ただし、ビットコインが2.64%上昇しリスク選好が完全に後退していないこと、ナスダック100先物が小幅上昇したことは、半導体調整が一時的な調整に終わる可能性も残している。主要保有銘柄の成長性に対する価値が維持される限り、このポートフォリオの選別的アプローチは下落相場においても有効な防衛手段になると見込まれる。
※本レポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用内容を分析したものであり、投資推奨ではありません。実際の投資はご自身の判断と責任において行われるべきです。
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