9月24日 投資レポート:AIバリュー投資ポートフォリオ +63.8%
半導体強含みの中「7,050ライン」突破、AIバリュー投資ポートフォリオの収益率は63.8%
23日午前の韓国株式市場は、ウォン・ドル為替レートが9ウォン下落し、原油価格が急落するという追い風を背に、強い小反発以上の上昇基調でスタートした。KOSPIは7,080ラインを記録し、1%台の上昇基調を維持。米フィラデルフィア半導体指数が1日で2%超上昇したことを受け、国内半導体株にも買い注文が続いている。こうした中、「AIバリュー投資ポートフォリオ」は、初期資本1万ドルから1万6,380ドルを記録し、累計収益率63.8%を達成した。

わずか5日間で資産1,500ドル増加
ポートフォリオの上昇ペースは近年一段と加速している。今月16日に1万4,275ドルだった総資産は、18日に1万5,057ドルを超え、21日には1万5,442ドル、前日には1万6,380ドルを記録した。わずか5取引日で約2,100ドルの資産が増えた計算だ。現金比率を0%に維持し、全額を株式に投入した戦略が上昇相場でそのまま収益につながった結果である。米国市場でもナスダックが0.45%、S&P500指数が1.49%上昇し、グロース株中心のラリーが持続しており、こうしたモメンタムが当面維持されうるという楽観論が優勢だ。
マイクロンとエヌビディアが牽引
ポートフォリオ収益の中核をなすのは、言うまでもなく半導体だ。今月18日に新規組み入れたマイクロンは、すでに購入価格を上回る上昇基調にある。マイクロンはHBM需要の好調を背景に、1株当たり純利益が44ドルを記録しており、これを反映した株価収益率(PER)はわずか23倍台にとどまる。成長率まで考慮したPEGは0.15で、同じ成長率と比べて株価が半値以下で割安であることを意味する。
最大保有銘柄であるエヌビディアは26.6株を保有しており、購入価格184ドルから227ドルまで上昇し、相当な含み益を積み上げた。28.7倍の株価収益率と0.47のPEGを考慮すれば、急騰したとはいえ、まだバブル論争は早いという解釈も可能だ。ブロードコムもPEG0.35で、成長性と比べて割安圏にある。ただしAMDは156倍に迫る株価収益率を記録しており、株価が615ドルまで急騰しただけに、短期的な過熱の有無については綿密な観察が必要だ。インテルはまだ損失を記録しているものの、購入価格から16%以上上昇し、回復モメンタムを見せている。
| 銘柄 | 数量 | 購入価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $227.38 | 28.7 |
| ソックスル(SOXL) | 14.65株 | $71.22 | $141.93 | 47.2 |
| AMD | 7.17株 | $198.62 | $615.52 | 156.2 |
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $362.66 | 46.3 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $121.78 | - |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $258.45 | 20.8 |
| TQQQ | 1.19株 | $76.34 | $78.91 | 32.1 |
| マイクロン | 0.42株 | $987.48 | $1,043.96 | 23.6 |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $741.25 | 27.9 |
レバレッジを減らし、割安な個別株へ
最近の売買の流れには、明確な戦略が込められている。ソックスルのような3倍レバレッジ商品の比重を8月上旬から5回にわたり継続的に縮小して利益を確定し、その資金をマイクロンやインテルなど個別株に移した。レバレッジETFは強気相場では収益を拡大できるが、変動局面では損失が幾何級数的に拡大しうるという判断に基づくものだ。とりわけ18日には、レバレッジ分を整理すると同時に、今後の業績への期待感が十分に株価に織り込まれていないと判断したマイクロンを追加購入し、「ハイリスク・ハイリターン」から「割安なグロース株」へと重心を移すセクターローテーションを実行した。メタの売却も、広告市場での競争懸念を踏まえた比率の縮小であり、全面的な投げ売りではなく調整であった。
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-09-18 | 買い | マイクロン | 0.19株 | $977.50 |
| 2026-09-18 | 売り | ソックスル | 0.77株 | $114.82 |
| 2026-08-28 | 売り | ソックスル | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 買い | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売り | メタ | 0.10株 | $545.83 |
| 2026-08-21 | 売り | マイクロン | 0.03株 | $974.33 |
| 2026-08-21 | 売り | ソックスル | 0.85株 | $122.21 |
| 2026-08-14 | 買い | インテル | 2.80株 | $104.56 |
| 2026-08-14 | 売り | ソックスル | 0.90株 | $145.36 |
| 2026-08-07 | 売り | ソックスル | 0.95株 | $132.33 |
原油急落がもたらした追い風、変動性は低く
マクロ指標もリスク選好心理を裏付けている。西欧発の供給懸念が払拭されたうえに、米国内増産の見通しが重なり、ウエスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物価格は1日で5%近く暴落し、90ドル台が崩れた。原油価格の下落は企業の費用負担を軽減するため、グロース株にはプラス材料となる。これに加え、ウォン・ドル為替レートが1,365ウォン台まで下落し、外国人資金流入への期待感も高まった。ただし、米10年物金利が依然として5%前後の高い水準を維持している点や、ダウ平均株価が0.36%下落し、大型株中心に市場の主導権が移りつつある兆しがある点は、注意すべき変数である。変動性指数(VIX)が14前後の低い水準を維持しているだけに、当面は上昇基調が続く可能性が大きいが、AMDのように急騰した銘柄の需給の空白が、いつでも変動要因になりうるという点を忘れてはならない時期だ。
※本レポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用実績を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご自身の判断と責任のもとで行われるべきです。
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