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獣医職公務員の3分の1が欠員状態に

모민철모민철 기자· 2026/9/27 21:27:24· Updated 2026/9/27 21:27:24

家畜防疫を担当する獣医職公務員のポストの3分の1が空席となっている。

国会立法調査処が集計した結果によると、昨年の獣医職公務員の欠員率は34%を超えたことが判明した。牛・豚・家禽などの家畜伝染病の発生件数は増加している一方で、防疫の最前線の人員不足が続いている状態だ。これは単なる人事行政の問題にとどまらず、国民の食卓に直結する防疫の空白問題に発展しかねないとの指摘が出ている。

なぜ獣医職公務員が不足しているのか

獣医職公務員は、自治体や農林畜産食品部傘下の機関で家畜疾病の予防・封じ込め検疫、畜産物の衛生管理などを担当する。口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ(AI)などの伝染病が発生した場合、初期封じ込めから殺処分・埋却の指導まで、この人材が現場を担う。

しかし、この職が埋まっていない。獣医科大学の卒業生が動物病院の開業やペット診療など民間分野に流入し、公職の人気が低下していることが原因だという分析が支配的だ。頻繁な夜間・休日の待機勤務に比べて報酬や処遇が見合っていないことも原因として挙げられる。

問題は、需要と供給が逆方向に動いている点だ。内外の畜産物流通が活発化し、異常気象や野鳥の移動によって伝染病の侵入リスクが高まる中、防疫需要はますます増えているのに、それを担う組織の人員が34%も欠員しているという構造的なミスマッチが生じている。

34%の欠員が意味するもの

欠員率34%は、行政人員の不足を超え、防疫対応の速度に直接影響を及ぼすという点で深刻だ。伝染病は初動対応の48時間が勝負どころとされるが、担当者がいなかったり、1人が複数の市・郡を兼務していたりすれば、発生届けから移動制限、殺処分までのすべての段階が遅れざるを得ない。

経済的コストも大きい。高病原性AIが大規模に広がった場合、殺処分補償費や防疫費、畜産業界の売上損失まで数千億ウォン規模に膨れ上がった事例が何度もあった。初期封じ込めに投入される人員予算と比較すれば、人員の充足は結果的に財政節約の効果をもたらすという計算が成り立つ。結局、人件費を削ったために疾病を大きくする構造だという解釈だ。

立法対応と議論の方向性

立法調査処がこうした実態を報告書の形で取りまとめたことで、国会レベルでの対応の必要性が提起されている。議論されている対策は大きく三つある。獣医職公務員の給与表の改正や手当の拡充といった処遇改善、獣医師国家試験合格者を対象とした公職での義務勤務や採用目標制度の導入、そして自治体防疫組織の常設化・専門化だ。

与野党ともに畜産防疫の重要性については認識を共有しているため、この問題そのものが政治的に対立する案件ではない。ただし、処遇改善に必要な財源を中央政府と自治体がどのように分担するか、公職での義務勤務の導入が獣医師団体の反発を買わないかが実質的な争点となるとみられる。大韓獣医師会などの団体は、資格へのアクセスを制限する方式よりも勤務環境の改善が先決だという立場を一貫して主張してきた。

定期国会で関連の採用・処遇改善法案が議論される可能性がある。ただし、欠員率が30%を超えた原因が労働市場の構造にあるだけに、場当たり的な処方で解決するのは難しい。ペット市場の成長が続く限り、民間診療と公職との報酬格差は縮まない可能性が高いからだ。

専門家は、結局のところ防疫人員を「危機対応人員」ではなく、常時運用される公衆衛生インフラとして再定義すべきだと指摘する。伝染病が発生するたびに人員不足が繰り返し露呈する構造をそのままにすれば、34%という数字は次の防疫危機の予告編になりかねない。

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