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国政監査が終わると与野党が強対強の対決を繰り広げる国会

모민철모민철 기자· 2026/11/2 3:36:02· Updated 2026/11/2 5:01:58

国政監査の幕が下りると、与野党の対決の舞台は直ちに立法と予算へと移った。

国会は11月の定期国会本会議と常任委員会の日程を前に、法案処理と2027年度予算案審査という二つの戦線で与野党が強対強の対峙に入った。国政監査期間中に紛争を解消できないまま持ち越された状態であるため、歩み寄りの幅は狭まっている。連合ニュースの報道によると、与野党は政府が提出した予算案や各種争点法案をめぐり、年末まで対立が続くと見込まれる。

なぜ今、立法戦争なのか

国政監査が終わると、通常は予算案審査が本格化する。しかし今年は、それに特別検察官制度をめぐる法案が重なり、国政監査局面での対立がそのまま引き継がれる構図だ。趙喜大(チョ・ヒデ)最高裁判所長官に関連する国政調査と「捏造起訴特検法」がその代表例だ。与党が推進するこれらの法案は11月の本会議の採決対象になる可能性が取り沙汰されており、野党は難航を予告している。比較的、案件ごとに勢力の均衡が異なるため、法案ごとに勝負どころが変わる。

共に民主党は処理の優先順位を分け、本会議のたびに少数の法案ずつを採決にかけるいわゆるサラミ戦略を構想している。連合ニュースの報道によると、これは多数議席を活用して一気に攻めるのではなく、法案ごとに世論の状況を測りながら段階的に可決させる戦術だ。野党はフィリバスター(無限討論)や議事日程の妨害などで対抗すると見られる。

予算案と法案の二つの戦線

予算戦線では、民生分野への支援拡大が攻防の軸だ。共に民主党は1日、来年度予算案審査を前に、消防財政に対する国庫支援の拡大と公共住宅の供給方策などを協議した。消防の人員と装備の予算を、地方ではなく国がより大きな負担を担うようにしようという趣旨だ。公共住宅供給の拡大も、住宅安定予算と連動する重要項目として扱われた。

資本市場分野でも立法の動きが感知される。共に民主党は党内協議の中で、義務公開買付け制度の導入を検討している。この制度は、大株主が一定の株式比率以上を保有する場合、残りの株主の株式を公開買い付けする義務を課すもので、導入されれば上場企業のM&A市場の構造に大きな変化をもたらす可能性がある。支配権をめぐる争いで少数株主の保護装置が強化される効果がある一方、買収コストの上昇により企業買収そのものが萎縮する可能性があるという反論も少なくない。

地域の均衡発展分野では、資本金5兆ウォン規模の西南圏投資公社設立法案が代表発議された。国と政策金融機関、地方自治体が共同出資して投資財源を確保し、その成果を地域社会と共有しようという設計だ。湖南圏に産業銀行並みの開発金融機関が存在しないという点を埋めようとする試みであり、予算案と絡んで地域間論争が再燃する可能性もある。

賛否の溝は埋まらない

特検法と国政調査法案をめぐっては、与野党間の認識の違いが鋭い。与党は司法部への信頼回復のための必要な措置という立場で、野党は特検制度の政治的な武器化だとして抵抗している。手続き的正当性と濫用の懸念がぶつかる点だ。市民団体や法曹界の一部でも、特検の濫用への懸念と制度的装置の整備要求が同時に提起されている状況であり、採決の時期が遅れるほど法案通過の不確実性は高まる。

予算案も同様だ。消防への国庫支援拡大と公共住宅供給は与野党ともに反対しにくい民生項目だが、財源をどこで調達するかをめぐって利害が絡み合う。税収予測の精度を高めるため根拠資料の公開を義務化する法案も発議された。監査院の監査結果で、直近4年間に年平均50兆ウォンを超える税収の誤差が確認されたことが発議の背景だ。税収推定が不正確であれば予算編成そのものの信頼性が揺らぐという指摘が立法の原動力につながった事例だ。

年末まで続く力くらべ

12月初めまでに予算案が処理されなければ、準予算編成の可能性が高まる。定期国会の処理期限である12月2日を前に、与野党の交渉のスピードが速まると見込まれるが、特検法などの政治争点法案が障害として残る限り、一括妥結は容易ではない見通しだ。与党のサラミ戦略が予算案の処理時期と絡み合い、法案一つ一つが交渉カードとして機能する可能性が大きい。

結局、今回の国会局面の勝敗は議席数ではなく、世論をめぐる心理戦で分かれると見られる。民生法案と予算は早期に処理しつつ、政治争点法案は最後まで押し切るという二重戦略が双方にとって有力なシナリオだ。それだけに年末の国会は、法案採決と予算交渉が絡み合った状態で力くらべが続く公算が大きい。

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