曹喜大国政調査と特検法が予算審査を掌握
国政監査を終えた国会の11月の日程は、曹喜大(チョ・ヒデ)最高裁判事による国政調査と捏造起訴特検法をめぐり、一歩も譲らない対峙局面に入った。
与野党の対決の最前線が国政監査から立法と予算審査へと急速に移行する中、年末まで強対強の構図が続くという見方が出ている。連合ニュースの報道によると、国会は11月の定期国会で来年度予算案の審査とともに複数の立法課題を処理しなければならないが、特検と国政調査をめぐる見解の相違が交渉の妨げとなっている。共に民主党は、いわゆる「脳関(要衝)」と呼ばれる争点法案を連鎖的に強行採択する構えだ。
国政調査案と特検法、なぜ要衝となったのか
曹喜大最高裁判事の国政調査は、最高裁の特定の判断をめぐる政治的信頼問題に端を発した。野党の国民の力は、国政調査の要求自体が司法部の独立を侵害する行為だと反発している。一方、民主党は司法の判断過程に対する国会の調査権限が必要だという立場だ。捏造起訴特検法も同様だ。検察が事件を捏造して起訴したという疑惑を捜査する特別検察官を置こうという法案だが、国民の力は特検の捜査範囲と独立性をめぐって反対の論理を展開している。
争点の本質は法案自体よりも政治的な力の角逐に近いという分析が支配的だ。両案とも採決が行われれば与党が優位な国会の構図の中で通過の可能性が高い。しかし野党はフィリバスター(延長戦術)や議事日程の妨害などで対抗すると予告している状態だ。結局、一つの法案が予算案審査全体を掌握するカードになったわけだ。
与野党が争う立法課題の実体
民主党の立法への意気込みは特検と国政調査にとどまらない。連合ニュースによると、民主党は11月1日、来年度予算案の審査を前にして消防財政の国庫支援の拡大や公共住宅の供給方案などを協議した。地方消防組織の財政を国がより多く負担し、公共住宅の供給を増やして庶民の住居負担を軽減するという構想だ。これは予算と法案を束ねて民生の成果を作り出そうという戦略と読み取れる。
税収補正予算の議論も欠かせない。監査院の監査結果、直近4年間で年平均50兆ウォンを超える税収の誤差が発生したことが確認され、政府が税収予測の根拠を国会に開示することを義務付ける法案が発議された。年間52兆ウォン規模の税収予測の外れが繰り返されれば、来年度予算案の信頼性そのものが揺らぐ。予測根拠の透明な公開を求める要求は、予算審査局面で野党の交渉カードとしても活用される見通しだ。
賛否の論争、どこまで縮まったのか
与野党の溝は縮まる兆しが見えない。民主党は特検法と国政調査案が真相解明の必須手続きだとして早期採決を推進する。国民の力は司法部への政治的圧力であり、選挙を控えた政治攻勢だという反駁の論理を幅広く展開している。市民団体や法曹界の一部からは、特検の乱発が司法への信頼をむしろ損なうおそれがあるという指摘とともに、捏造起訴疑惑の実体的真実の解明なしには検察改革の議論が空転するという声が同時に上がっている。
注目すべき点は、最高裁判事に対する国政調査の要求が前例を見出しがたいという点だ。司法部の最高責任者に対する国会調査が慣例と法理上どこまで許容されるのか、その判断自体が憲法上の争点に発展しうる。この部分で野党の抵抗の強度が予想以上に高まる可能性がある。
11月以降の立法日程の見通し
短期的には予算案の処理がすべての日程の物差しとなる。予算案は法定期限である12月2日までに処理しなければならず、過去の国会の慣例上、予算交渉が決裂したり遅延したりすると、争点法案が採決のないまま臨時国会に持ち越されることが多かった。民主党が特検法を予算交渉に先立って先に採決しようとするのか、それとも予算処理の後に先送りするのかが、11月中旬の最初の分かれ目となるだろう。
野党が議事日程の妨害で対抗すれば、採決の時期は12月にずれ込まざるを得ない。そうなれば、曹喜大国政調査案、捏造起訴特検法、税収予測透明化法案がすべて年末の臨時国会に一斉に集中し、予算案と交換する交渉となる公算が大きい。採決の構図上、特検法と国政調査案の通過の可能性は開かれているが、通過後の執行段階では法的な争いと政治的な反動が続くと予想される。結局、11月の国会の勝負は法案の数ではなく、予算案を期限内に通過させながら争点立法をどれだけ確保するかというバランスにかかっている。
