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李在明大統領、ユーチューブ初出演「直接疎通は生命線」

송시옥송시옥 기자· 2026/11/5 23:29:50· Updated 2026/11/5 23:29:50

李在明(イ・ジェミョン)大統領はユーチューブ番組への初出演で「直接の疎通(コミュニケーション)は生命線のようなものだ」と述べた。

大統領自身が映像チャンネルを開設して国民と向き合う方式は、従来の記者会見や国務会議での発言とは趣が異なる。李大統領はすでにソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS・X)を通じた意見聴取に乗り出しており、今回のユーチューブ番組はその疎通チャンネルを完全に自らの手の中に取り込んだものと解される。世論の関門を経ずにメッセージを直接国民に伝えるという戦略だ。

「アルゴリズムに囚われていない」…金於俊との応戦の背景

放送の前後で最も際立ったのは、祖国革新党の金於俊(キム・オジュン)氏との応戦だった。金氏側が、李大統領の情報伝達環境が特定のアルゴリズムに囚われているとの趣旨の批判を提起したことに対し、李大統領は「そのアルゴリズムには囚われていない」と直接反論した。支持基盤を共有してきた進歩陣営内部からの指摘に対し、大統領が自らの名をかけて対峙したという点で、今回の応戦は単なる口論ではなく、与権内部での疎通主導権を巡る競争の性格を帯びている。

実際、李大統領の周辺には「大統領のY」という別の公開チャンネルまで設けられたと伝えられる。ユーチューブ番組と独自チャンネルを併せて運営する構造は、検証されていない情報が拡散される過程で大統領室が自ら事実関係を即時に訂正できる経路を作ろうという意図と読み取れる。李大統領が先に「不動産統計が国民に正しく伝わっていない」と報道機関の慣行を問題視した流れとも通じている。

政治的意味と余波

李大統領は最近、江南(カンナム)・瑞草(ソチョ)・松坡(ソンパ)関連の報道を「フェイクニュース」と反論し、「ソウル全体の住宅価格が暴落していると言ったことはない」と呉世勲(オ・セフン)ソウル市長の批判に反論したことがある。ユーチューブでの直接放送は、こうした訂正・反論の戦いにおいて大統領が取り得る最も迅速な手段だ。報道と発言の間の歪みを減らすという名分と、既存メディアを経由しないメッセージ流通網を確保するという実利が同時に作用している。

一方、野党の見方は良くないものになる見通しだ。国民の力はすでに、李在明政権の宣伝戦略と特検法処理の過程で「議会クーデター」という表現まで使って対立の構えを見せている。金泰奎(キム・テギュ)首席報道官が「司法麻痺・証人隠蔽を止めるべきだ」と非難するなど、与野党間の信頼が低い状況の中で、大統領の直接放送は扇動的なメッセージの拡散懸念を生みかねないという指摘も出てこよう。

大学修学能力試験(スヌン)を2週間後に控え「スマートグラスを活用した不正行為の遮断」を強調するなど、今後もユーチューブを時事性のある懸案伝達の窓口として活用するパターンが続くと見られる。直接疎通が大統領支持率防衛の核心的メカニズムとして定着すれば、チャンネル運営の透明性と事実検証の責任が併せて求められることになるだろう。与野党を問わず、検証機能を巡る論争がチャンネルそのものの評価につながる可能性が大きい。

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