北朝鮮軍捕虜、1年8か月ぶりの韓国渡航が実現
ウクライナ戦争で拘束されていた北朝鮮軍出身の捕虜、ペク氏とリ氏の韓国渡航が確定したことが24日、確認された。両名はロシア側で戦い、2025年1月にロシア・クルスク地域でウクライナ軍に拘束されてから約1年8か月ぶりとなる。ウォロディミル・ゼレンスキー・ウクライナ大統領は23日(現地時間)、国連総会での演説で「最近、北朝鮮軍の戦争捕虜2名を大韓民国に送った」と明らかにした。
両名は、韓国の脱北者団体に伝えた直筆の手紙や報道機関のインタビューなどを通じて、韓国への帰順の意思を表明していた。ただし、ウクライナの収容所内での発言であるため、自由な意思に基づくものかについて客観的な確認が必要であり、外部には公表されなかったものの、国際赤十字委員会(ICRC)との面会などを通じて韓国渡航の意思が確認されたと伝えられている[要確認]。ゼレンスキー大統領によると、このうち1名は生け捕りにされた際に自殺を図り重傷を負っていた。
韓国政府は、憲法上大韓民国の国民である北朝鮮軍捕虜の帰順意思が確認された以上、韓国渡航の要請があれば受け入れるという立場を堅持し、国際法の検討とともにウクライナ政府との協議を数十回にわたり続けてきた。両国は今年3月の外務大臣会談で、北朝鮮軍捕虜問題を国際法と人道主義の原則に沿った形で解決するため協力することで合意した。李在明大統領とゼレンスキー大統領も、今年7月の首脳会談で、当事者の自由意志を尊重し、国際法と人道主義の原則に沿った形で解決を進めていくことで一致した。
この日、外交部の当局者は「関係国・機関と必要な意思疎通と協議を進めてきた」と述べるにとどまり、韓国渡航を公式には確認しなかった[要確認]。大統領府(青瓦台)の関係者も「この問題は当事者および家族の身の安全に関わる機微な案件だ」とし「個々の人員の身柄処理の可否や時期・経路、両国間の具体的な協議内容などについては確認しがたい」と述べた。
