9月21日立法レポート:与党・民主党でも造反票が発生
国会本会議場で、今回は野党ではなく与党議員の造反票が割れた。
9月3日の本会議表決で、共に民主党は国家情報院法一部改正法案について党議賛成94票、反対3票を記録した。全進淑、徐美和、文貞福議員が党議を離脱したのだ。同じ日、国民の力は10・29梨泰院惨事の被害者権利保障・真相究明および再発防止のための特別法一部改正案の表決で賛成57票、反対4票となり、内部の結束が揺らいだ。金江謙、朱豪英、姜昇圭、李鍾旭議員が反対側に立った。与野党を問わず、党議に代えて自らの信念に基づく票を投じる事例が同時多発的に現れた形だ。
祖国革新党、教育委・予決委中心に立法力量を配置
こうした表決の地形の中で、祖国革新党は委員会配置を通じて立法の専門性を積み上げている。公開された国会情報によると、黄仁成、崔容宅、洪在基、具宰升、鄭叡賢、徐順元、李承勲、李叡知、姜하나議員ら祖国革新党所属議員の多数が教育委員会と予算決算特別委員会に配置され、活動している。
特に黄仁成議員は、第21代国会で法制司法委員会委員として活動した経歴に続き、第22代国会では教育委員会と予算決算特別委員会を担当し、立法審査の経験を広げた。崔容宅議員も第22代国会で教育委員会と予算決算特別委員会の委員を兼ねている。法案が法制司法委員会の形式・体系審査を経て本会議に付託されることを考慮すれば、法司委の経歴を持つ議員の存在は、院内交渉団体の規模が小さい政党にとって実質的な立法資産と評価される。
徐順元議員は法制司法委員会での活動を通じて検察改革および司法制度改善に関する立法議論に参加してきたほか、祖国革新党の比例代表議員らと連携し、検察および司法行政に対する監査・質疑活動を行ってきたとされる。李承勲議員は特別検察法関連の立法発議に共同参加し、党の核心的な議題である検察牽制立法に名を連ねた。
洪地善人事聴聞報告書採択と内閣改造局面の立法への影響
国会による対政府監視の流れは、人事聴聞の過程でも続いた。国会国土交通委員会は21日、洪地善国土交通部長官候補者に対する人事聴聞報告書を与野党の合意で採択した。委員長を務める兪義東・国民の力議員は、適格意見とともに資料提出の不備と超高速昇進人事という不適格意見を反映したと明らかにした。聴聞報告書の採択は候補者の任命同意案が本会議に付議されうるための手続的前提であることから、国土分野の立法日程も今後本格化する可能性が高まった。
教育分野でも与野党の衝突が予告されている。国民の力指導部は21日、2027学年度大学入試・定期募集の「機能停止」事態と仮想資産課税制度改善に関する懇談会を国会で開催した。教育委員会に祖国革新党議員が多数配置されていることを考慮すれば、入試制度改革の立法議論における彼らの審査役割は小さくない見込みだ。
農地法をめぐる再改正攻防と立法の示唆
最近施行された改正農地法は、法律制定後の政治的余波を見せている。国民の力忠清南道党は21日、改正農地法が高齢化した農村の実情を反映していないとして再改正を求めた。鄭容善・国民の力忠清南道党委員長は、同法が農村を抹殺し、農民の生活と財産権に致命的な打撃を与えると主張した。汝矣島の国会広報館では、国民の力議員らと利川市の農民が農地法改正に関する声明文を発表した。
立法は通過すれば終わりではないことを示す事例だ。施行後、現場の抵抗と野党の組織的反発が結合すれば、再改正の論理が力を持ち、国会は再び同じ法案を扱わなければならず、立法資源の浪費が発生する。今回の農地法攻防が示唆する点は明確だ。事前の利害関係者の意見集約なしに通過した法案は、本会議表決後も継続して政治的コストを請求されるということだ。
展望:信念票の拡大と院内政治の新しい文法
党議離脱が与野党で同時に観測される現象は、今後の立法予測可能性を低下させる要因だ。国家情報院法改正案で民主党から3人、梨泰院特別法改正案で国民の力から4人が反対票を投じたことは、単なる個別の案件を超えて、党指導部の統制力低下のシグナルと読める。争点法案ごとに離脱票が変数として作用するなら、政権与党は法案通過に必要な票数を確保するため、野党との交渉を拡大せざるを得ない。
祖国革新党の立場では、教育委・予決委・法司委に分散された委員会の力量が院内交渉のカードとして機能する見通しだ。多数党の離脱票が増える環境では、比例政党の結束した票の価値はそれだけ高まる。ウィンストン・チャーチルが政治家には選挙戦ほど必要な教育はないと言ったように、院内政党にとっても実際の票決で勝つ方法を習得する過程ほど確実な成長の原動力はない。与野党双方の票が揺れている今、揺るがない手が国会の議事日程の方向を決めることになろう。
