イ・ジェミョン大統領、王毅・中国外相と会談…多国間終戦对话構想の本格論議へ
王毅訪韓目前の青瓦台…終戦構想が外交の最前線に
イ・ジェミョン大統領は20日、青瓦台で中国共産党中央政治局員兼外相の王毅氏と会談する。会談では、朝鮮戦争(6・25戦争)の終戦に向けた多国間対話構想と、北米(北朝鮮・米国)対話の再開案について意見交換が行われる見通しだ。最近、大統領自らが提示した終戦討議の構想が、中国ルートを通じて本格的な試練に直面する局面となる。
イ・ジェミョン外交の軸、「多国間終戦対話」構想
大統領は最近、朝鮮戦争の終戦に向けた多国間対話構想を正式化した。1953年の休戦協定を法的・政治的に決着させる構想であり、韓国と北朝鮮、米国、中国が参加する協議体を想定しているとされる。その中でも特に中国は休戦協定署名当事国であるという点において、この構想の成否を握る核心的な行為者だ。王毅外相との会談は、終戦討議に対する中国の態度を直接確認する場という意味を持つ。
あわせて、北米対話の再開問題も議題となる可能性が高い。大統領は最近、米国のイラン非核化協力要請に対し「遠慮したい」と答えるなど、武力紛争への介入に慎重な姿勢を示してきた。こうした基調は北朝鮮問題でも対話と外交を優先する方向につながるとの観測が出ている。中国は北朝鮮との伝統的な関係を持つ国として、北朝鮮と米国の接触の仲介役を果たせる数少ない行為者だ。
トランプ政権との摩擦という変数
しかし、難関も鮮明だ。最近の韓米合同訓練縮小過程で、イ・ジェミョン政権が米国側の事前通告なしに決定が通達されたとする、いわゆる「パッシング(パス)疑惑」が提起されたことがある。同盟内のコミュニケーションの不全が指摘される状況で、終戦討議という敏感な外交懸案を中国と先に調整する場合、米国の反応に配慮する必要があるとの指摘が出ている。大統領が乙支国家安全保障会議(NSC)全体会議を主宰し、国防態勢を点検したのは、安全保障の不確実性を管理しようとする動きと解される。
中国との関係強化の必要性も働いている。大統領は在任中、中国の労働組合との交流拡大など経済・社会的な連携を拡大してきた政府方針と連動し、外交・通商全般で中国との協力の幅を広げる流れを継続している。王毅氏との接見はこの流れの頂点にある日程だ。
展望…構想から交渉へ移行する最初のボタン
今回の会談で、すぐに終戦宣言が合意されるのは難しいだろう。多国間対話体制そのものが、北朝鮮の参加意思と米国の同意という二つの大きな前提を必要とするためだ。それでも、この場は大統領の終戦構想がどれほど現実的なテコを確保したのかを計る契機となるだろう。中国が多国間対話参加に対して肯定的なシグナルを送れば、今後の国連総会などの国際舞台で議論を拡大する動力を得ることになる。
逆に中国が慎重論を示せば、終戦構想は国内政治日程とは軸を異にする長期的課題として定着する可能性が高い。大統領の支持率が世論調査ごとに連日最低値を記録し、5週間連続の下落基調を継続する状況において、外交成果は国内支持基盤回復の代替財源になり得るとの計算も読み取れる。キム・ミンソク代表らとの党政懇談会で「党・政・青瓦台は運命共同体であり、国政パートナーだ」と強調した発言も、内部結束と外交の突破口の共同追求を目指すメッセージと解釈される。
20日の青瓦台会談の結果は、今後の韓中関係のみならず、朝鮮半島情勢の行方を分ける重要な指標となる見通しだ。
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