8月27日株式市場レポート:半導体3社、決算発表前に横ばい
エヌビディアの決算発表を前に、半導体の大型株3銘柄が一斉に足踏み状態となった。
26日(現地時間)、ニューヨーク株式市場において、エヌビディアは0.02%高の213.05ドル、AMDは0.05%高の479.18ドル、マイクロンは0.02%高の932.97ドルでそれぞれ取引を終えた。騰落率を小数点第2位まで拡大してみても、ほぼ横ばいで大きな動きはない。連合ニュースの報道によると、この日のダウジョーンズ30種工業株平均は前日より0.21%安の53,463.88、S&P500指数は0.02%安の7675.70、ナスダック総合指数は0.08%安の26,130.20で取引を終えた。AI(人工知能)半導体需要を検証するエヌビディアの四半期決算を1日後に控え、市場全体が方向感の選択を見送った格好だ。
半導体3巨頭の騰落幅、わずか0.05%ポイント
| 銘柄 | 終値 | 騰落率 | 時価総額 | PER | EPS成長率 |
|---|---|---|---|---|---|
| エヌビディア | 213.05ドル | +0.02% | 5.16兆ドル | 31.9倍 | 6,599.3% |
| AMD | 479.18ドル | +0.05% | 0.78兆ドル | 121.9倍 | 16,435.6% |
| マイクロン | 932.97ドル | +0.02% | 1.05兆ドル | 20.6倍 | - |
| TSMC | 417.41ドル | +0.02% | 2.16兆ドル | 31.1倍 | 4,430.2% |
| ブロードコム | 356.74ドル | -0.01% | 1.70兆ドル | 59.6倍 | - |
| インテル | 87.48ドル | 0.00% | 0.46兆ドル | - | 9,865.5% |
3銘柄の時価総額を合計すると6兆9900億ドルを超える。この規模の株式グループが終日横ばいであったということは、需給バランスよりも大型イベントを控えた観測気質と読むのが自然だ。同じセクターのTSMCも0.02%高にとどまり、ブロードコムは0.01%の小幅安。インテルは0.00%で完全に持平(変わらず)だった。
同一セクターで異なる株価、PER最大で6倍の開き
横ばいの行進の中で意味ある区切りはバリュエーションだ。マイクロンのPERは20.6倍で、主要半導体銘柄の中で最も低い。一方、AMDは121.9倍で業種内最高水準であり、両銘柄間の格差は約6倍に達する。エヌビディアの31.9倍とTSMCの31.1倍はその中間地点を守っている。
横ばいは下落でも上昇でもない市場の保留判定であり、今回の判定の審査員はエヌビディアの決算だ。
マイクロンを相対的に安く評価する理由は、メモリ半導体特有の景気感応性のためと解釈される。AMDの高い株価は、次世代AIアクセラレータ市場のシェア拡大期待が織り込まれた結果と解釈できる。提供されたデータによると、EPS(1株あたり純利益)成長率はAMDが16,435.6%、エヌビディアが6,599.3%、TSMCが4,430.2%となった。収益増加速度が株価を押し上げてきたという式だ。ただしインテルはPER算出そのものができない。会計上の損益がまだ正常軌道に乗っていないという意味であり、再生ストーリーの検証が残されていることを示している。
ビッグテックも足踏み、アルファベットPER17.4倍で最低
| 銘柄 | 終値 | 騰落率 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|---|
| アップル | 309.9ドル | -0.00% | 4.52兆ドル | 35.6倍 |
| アルファベット | 346.96ドル | -0.00% | 4.24兆ドル | 17.4倍 |
| マイクロソフト | 491.71ドル | +0.01% | 3.65兆ドル | 27.4倍 |
| アマゾン | 261.06ドル | -0.00% | 2.82兆ドル | 21.0倍 |
| メタ | 570.05ドル | +0.02% | 1.45兆ドル | 21.5倍 |
| テスラ | 350.25ドル | 0.00% | 1.38兆ドル | 321.3倍 |
プラットフォーム企業も方向を見いだせなかった。時価総額ランキングはエヌビディア5.16兆ドル、アップル4.52兆ドル、アルファベット4.24兆ドル、マイクロソフト3.65兆ドル、アマゾン2.82兆ドルの順で確定した。アルファベットのPERが17.4倍で大型テクノロジー株の中で最も低いという点は、成長株の中でも選択と集中が行われていることを示している。テスラはPER321.3倍でEPS成長率が-4,709.0%と集計され、収益に対する株価負担が最も大きい。メタもEPS成長率-256.0%を記録した。これとは対照的に、パランティアはPER147.6倍にもかかわらずEPS成長率22,857.1%が支えとなるなど、AIテーマ内で銘柄別の温度差が極端に広がっている。
エヌビディアの決算がセクターの行方を決める
短期的な方向はエヌビディアの決算発表次第だ。データセンター売上高と次四半期の予測値が市場予想を上回る場合、半導体バリュエーション全体が再編される可能性がある。特にPER20.6倍のマイクロンは、エヌビディアがHBM(高帯域幅メモリ)需要を確認してくれれば、低い株価を魅力として再評価される余地がある。AMDはどんなに良い決算を出しても121.9倍という重荷を証明する課題を負っている。決算が期待に及ばなければ、観測していた需給が一方に偏り、横ばいの均衡が速やかに崩れる可能性がある点にも留意すべきだ。結局、今回の同時横ばいは結論を先送りした中立宣言であり、最終判定はエヌビディアの発表会場から出る見通しだ。
