トランプ氏の出禁止処分を受けた米主要3報道機関、連邦法廷に挑む
ドナルド・トランプ米国大統領の指示によりホワイトハウスへの出入りを禁止されたCNN、MSNBC、ポリティコなど報道機関3社は21日(現地時間)、ワシントンDC連邦地方裁判所に対しトランプ政権を相手取って共同訴訟を提起し、ホワイトハウス出入り権の即時回復を求めた。3社は本案訴訟とともに、所属記者のホワイトハウス常時出入り証(ハードパス)の即時回復を求める緊急仮処分申立てを提出した。政府側には訴訟提起の事実が正式に通知された。
訴状の中で3社は、大統領であれいかなる政府関係者であれ、報道内容が気に入らないという理由だけで、事前通知や適法な手続きなしに報道機関の修正憲法第1条上の権利と財産上の利益を剥奪することは許されないと強調した。
これに対抗し、トランプ大統領はソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」を通じて自身の措置が正当だと主張した。トランプ大統領は、ホワイトハウスが自身が大切にする自由な報道を攻撃しているのではなく、米国で癌のように蔓延したフェイクニュースに対して攻撃を行っているのだと反論した。さらに、フェイクニュースは腐敗しており、意図的で、蔓延し、組織的に動いて国家安保に対する重大な脅威であり、今すぐ阻止しなければならないと付け加えた。
米国の報道界では、類似の法的争いが相次いでいる。AP通信はホワイトハウスオフィスへの出入りが制限されると、政権を相手取って訴訟を起こした。当時の出入り制限の理由は、政権の「アメリカ湾」という名称使用ガイドラインに従わず、従来の「メキシコ湾」の表記を坚持したことだった。また米国防総省も、許可されていない情報に基づく報道を禁止する誓約書の作成を求め、これを拒否した報道機関のペンタゴン庁舎への出入りを遮断し、法的争いを繰り広げている。
トランプ第1期政権時代にも同様の判例があった。当時、CNNとプレイボーイ所属の特定記者の出入り証が剥奪されたが、裁判所は適法手続きなしに出入りを取り消したことは違憲だとして記者側の主張を認め、出入り資格が回復された。
