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政府、超広域特別区の労働特例の代わりに施行令を修正へ

모민철모민철 기자· 2026/10/27 18:13:52· Updated 2026/10/27 18:44:56

政府は、超広域特別区法から労働特例条項を外す代わりに、労働基準法施行令を修正するという二重戦略へと方針を転換した。

政府・与党は、全羅南道・光州半導体クラスターなどの大型国家プロジェクトを支援するいわゆる超広域特別区法に週52時間勤務制の例外条項を盛り込む案を取りやめ、代わりに労働基準法施行令の改正作業に着手したことになる。労働特例条項を含む立法が必要だと求めてきた財界は「労働特例規定がなければ地方投資へのインセンティブが存在しない」と反発し、労働界と野党は法改正ではなく施行令で労働時間を扱う方式そのものに懸念を示した。

なぜ超広域特別区法が争点になったのか

超広域特別区法は、行政区域を越えて広域単位で産業団地を造成し、規制を緩和することを骨子としている。全羅南道・光州半導体クラスターのように複数の自治体にまたがるメガプロジェクトを推進するには法的根拠が必要だというのが政府の基本論理だ。問題は、規制緩和の範囲に労働規制が含まれるかどうかだった。企業の立場からは、大規模な半導体工程には連続稼働が不可欠であるため、週52時間制が投資の障害になっているという主張が一貫して提起されてきた。

政府・与党は、法案に半導体分野の週52時間例外条項を盛り込む案を検討してきた。しかし、労働特例は単なる産業支援の問題ではなく、労働基準法の根幹に関わるという指摘にぶつかった。労働界は、半導体クラスターの特例が他の製造業へ拡大する道を開く可能性があると見ていた。

法の代わりの施行令という迂回路

論争が激化する中、政府が選んだ手段は施行令だった。労働基準法には、制定根拠となる法律に手を加えなくても、施行令の改正によって特定業種の労働時間の適用範囲を調整できる道が残されている。法案から労働条項を外し施行令で対応すれば、国会の審査という関門を通らなくて済むという計算が働いている。

民主労総忠北本部は27日、声明を発表し「政府は気候危機に逆行し大企業に利益を押し付ける超広域特別区法案を廃棄せよ」と要求した。労働界が施行令方式を「場当たり的な対応」と規定する理由もここにある。法律改正であれば国会で利害関係者の意見が公開的に扱われるが、施行令は行政立法手続きで通過するため、労働者の声が反映される経路が狭くなるというのだ。

与野党の攻防と財界の反応

27日の国会気候エネルギー環境労働委員会の国政監査では、超広域特別区法の労働特例をめぐる与野党の攻防が再現された。与党側はメガプロジェクトの現実性のために労働時間の柔軟性が必要という立場で、野党と労働界はこれを労働権の後退だと規定した。一部では、施行令に方針を転換したこと自体を「立法放棄ではないか」と批判する声も上がった。

財界の反応は正反対だ。財界はこれまで、半導体クラスターへの投資誘致のために労働特例を法律に明記するよう訴えてきた。施行令は政権が変わったり政府方針が変わったりすればいつでも撤回でき、法律に比べて安定性が低いという点で、投資判断に与える実効性を疑う見方がある。実際、地方投資は回収期間が10年単位であるだけに、規制の予見可能性が鍵だという指摘だ。

今後の日程と見通し

超広域特別区法案は今後、国会の関係常任委員会と法制司法委員会の審査を経て本会議の採決に付される。労働特例条項が除かれたまま通過する可能性が高まったが、その分だけ与野党間の意見の隔たりが縮まったという解釈も可能だ。労働基準法施行令改正案は雇用労働部が立法予告と規制審査を経て施行される予定で、改正範囲に半導体工程が実際に含まれるかどうかが次の争点になると見込まれる。

施行令方式が労働界の反発を和らげた状態でどれだけ長く維持されるかも変数だ。国会には施行令に対する再議要求権があるため、政治問題化した場合に改正案が覆される可能性も排除できない。結局のところ、鍵は労働時間の柔軟性と労働保護のバランスポイントをどこで見出すかにあり、施行令改正の過程で例外の範囲と対象業種をどれだけ狭く設定するかが、今後の対立の強度を決めることになると見られる。

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