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支持率37%、李在明大統領が強硬派をけん制

송시옥송시옥 기자· 2026/10/9 17:23:18· Updated 2026/10/9 21:55:26

李在明(イ・ジェミョン)大統領は与党強硬派に向けて「能力もないのに大きなポストを要求する」と公然と批判した。

9日、同大統領が述べた「改革は必ず行うべきがん手術のようなもの」という発言と呼応する形で、今回の指摘は単なる党内規律の確認を超え、改革の成果を自らの政治的資産としていこうとする戦略的なメッセージと受け止められている。支持率が就任後の最低水準近くにとどまる中、党内の声を再編しようとする計算が込められているという分析だ。

支持率37%、そして強硬派への照準

韓国ギャラップの調査(10月6~8日)では、李大統領の国政遂行支持率は37%で、3週間前と同水準を維持し、就任後の最低水準圏にある。国政遂行への否定的評価は51%で、前回調査より5ポイント低下したものの、依然として過半数の水準だ。共に民主党の支持率も35%と、現政権発足以降の韓国ギャラップ調査で最低を記録した。

さらに、政府の7つの政策分野の評価では不動産政策への否定的評価が61%と最高を記録し、与党内では「民生の成果がなければ支持基盤が崩れる」という危機感が高まっている状況だ。李大統領が強硬派に公然と矛先を向けたのは、こうした数値上の下押し圧力と無関係ではない。支持率低下の原因を政治日程の消耗ではなく、党内の既得権勢力のポスト要求と改革への抵抗に求める構図を作り出したのだ。李大統領は自ら「改革はがん手術と同じだ」と規定し、改革反対勢力を患部と位置づけるフレームを築いた。

鄭清来・党指導部との対立という背景

今回の発言は与党内の対立構図と結びついている。鄭清来(チョン・チョンネ)民主党代表は党代表選の過程で、支持率低下の原因を中核支持層の離反と診断し、自分が代表になれば李大統領の支持率を60%以上に回復させると公言していた。一方、金民錫(キム・ミンソク)前代表は同じ競争構図の中で、支持率低下の原因を中間層の離反と党内対立に見ていた。2つの診断が並存する中、李大統領が直接「能力のない勢力の大きなポスト要求」を問題視したのは、改革の局面で党権の力を借りないという意思表示と解釈される。

実際、李大統領は最近の国務会議でルセントブロック問題に直接言及して業界の期待を高める一方、CPTPP加盟問題を原点から再検討するよう指示するなど、経済・通商の懸案に直接介入する幅を広げている。農地の全面調査推進をめぐる論争のような政治的負担にもかかわらず、政策のチャネルを通じた成果の蓄積に集中する構えだ。青瓦台の新秘書室長に親明系と分類される人物が有力候補として取り沙汰されているのも、党ではなく大統領室中心の国政運営強化の流れと軌を一にしている。

野党の攻勢と政治的波紋

国民の力はこの機会を逃していない。国民の力は、鄭清来代表の米国ビザ発給保留問題を「李在明政権を拒否したものだ」とし、外交・情報・安保全般の異常信号だと主張した。与野党がそれぞれ与党内紛争と外交リスクを攻防の武器とする局面だ。丁世均(チョン・セギュン)氏ら野党人士は、李大統領の過去の発言にまで遡って攻勢の幅を広げている。

政治的に注目されるのは、李大統領の批判が与党強硬派だけでなく、次期大統領候補の競争構図全体に向けたメッセージだという点だ。2026年6月の世論調査で次期大統領候補の適性として15.7%を記録した金民錫氏をはじめ、秋美愛(チュ・ミエ)京畿道知事、鄭清来代表などの存在感が高まる中、李大統領が「足を踏み外せば30%台の崩壊」という診断まで出ている支持率区間にあることは、権力再編の変数となり得る。

改革の成果こそが盾だ

今後の見通しとして、李大統領の強硬派けん制は一時的な発言にとどまらず、人事と政策全般に及ぶ可能性が高い。重大犯罪捜査庁発足以降の検察改革の基調を引き継ぐ中、金持龍(キム・ジヨン)捜査庁長候補の指名のような人事カードも改革の延長線上で活用される見通しだ。リーダーシップ研究者のディ・ホック(Hock)の言葉のように、指揮ではなく奉仕を理解しない権力は暴政に近づく。李大統領が強硬派の「大きなポスト要求」を問題視したのも、結局は改革の主導権を大統領室に回収しようとする手順と解釈される。

ただしリスクも明確だ。不動産政策への否定的評価61%が示すように、民生の成果が伴わなければ、党内に敵を作る公然の批判はかえって離反の表面化を招きかねない。支持率37%という数字は、李大統領が改革の物語を維持できる時間がそれほど潤沢ではないことを物語っている。第4四半期の経済指標と不動産安定化の流れが、次の局面の決め手となるだろう。

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