8月19日 株式市場リポート:アプライドマテリアルズ・マイクロン強気…ビッグテックは保合い
アプライドマテリアルズ小幅上昇… 半導体設備株強気の中、ビッグテックは保合い
2026年8月18日、米国株式市場の主要銘柄はまちまちの動きを見せた。アプライドマテリアルズは前日比0.06%高の535.31ドルで取引を終え、マイクロンは0.04%上昇した1,011.75ドルを記録した。一方、マイクロソフトは0.03%安の480.35ドルで小幅安に留まった。時価総額ベースではエヌビディアが5.45兆ドルで1位を維持し、アップル(4.46兆ドル)、アルファベット(4.21兆ドル)が続いた。
主要銘柄騰落状況
| 銘柄 | 現在価格 | 変動率 | 時価総額 | PER |
|---|---|---|---|---|
| アプライドマテリアルズ | 535.31ドル | +0.06% | 0.43兆ドル | 46.1 |
| マイクロン | 1,011.75ドル | +0.04% | 1.14兆ドル | 22.9 |
| LAMリサーチ | 343.84ドル | +0.03% | 0.43兆ドル | 59.5 |
| ASML | 1,883.12ドル | +0.02% | 0.72兆ドル | 64.1 |
| マイクロソフト | 480.35ドル | -0.03% | 3.57兆ドル | 26.7 |
| メタ | 568.97ドル | -0.04% | 1.45兆ドル | 21.4 |
| AMD | 506.00ドル | -0.02% | 0.83兆ドル | 131.4 |
騰落幅が0.1%前後に留まる銘柄が大半であった。しかし、方向性は明確に分かれた。上昇銘柄はアプライドマテリアルズ、ラムリサーチ、ASML、マイクロンなど半導体設備・メモリ関連株に絞られた。一方、下落銘柄にはメタ、マイクロソフト、AMDが名を連ねた。エヌビディア(225.01ドル)とアップル(305.59ドル)は事実上の保合い圏で推移した。
核心分析:半導体バリューチェーンの需給再評価
当日の流れの核心は、半導体産業内部でバリューチェーン別に方向性が分かれた点にある。設備株であるアプライドマテリアルズとラムリサーチ、ASMLが同時に上昇したのは、ファブ(fab)投資拡大期待が反映されたものと解釈される。特にアプライドマテリアルズは、前日507.18ドルに対して5%超急騰した水準から小幅な追加上昇を確保した点で、買い圧力がまだ有効であるというシグナルと読める。
マイクロンの健闘も目を引く。前日971.66ドルから4%超急騰したのに続き、2日連続での上昇で引けた。PER22.9倍は半導体大型株の中で低水準であり、メモリ価格上昇局面で業績レバレッジが大きくなる可能性がある。時価総額1.14兆ドルでアルファベット、アマゾンとの差を縮めている点も意味深である。
一方、メタのEPS成長率が-256.0%を記録した点は注目すべき点である。PERは21.4倍でバリュエーション負担は大きくないが、利益減少トレンドが続けば割安論が色あせてしまう可能性がある。テスラはPER311.3倍、EPS成長率-4,709.0%で、成長株の中で最も歪んだバリュエーション圏にある。
市場環境と投資示唆
マクロ環境はやや重い。米国30年国債利回りが年5.33%まで上昇し、2007年以来の最高水準を記録したことに加え、中東リスクも重なり、リスク資産選好心理が後退した状態にある。聯合ニュース報道によると、この余波でコスピは-1.6%、コスダクは-3.5%急落した。長期金利上昇は、PER60倍を超えるブロードコム(65.4倍)やASML(64.1倍)のような高バリュエーション銘柄には相対的に大きな負担として作用する。
それでも半導体設備・メモリ株が防衛的な流れを見せている点は、構造的需要に対する期待が有効であるという解釈を可能にする。エヌビディアのPER34.5倍は、EPS成長率6,599.3%を勘案すると成長率に対して割安な水準だ。アルファベットのPER17.3倍もメガキャプの中で最も低く、金利負担局面で相対的な安定性を提供すると見られる。
短期的には金利と半導体受注発表が行方を決める見通しだ。設備株の追加上昇余地はファブ投資発表にかかっており、高金利が続く場合はバリュエーション負担の低いアルファベット、JPモルガン(PER15.5倍)、バークシャー・ハサウェイ(PER12.5倍)のような低PER銘柄へ資金が移動する可能性も念頭に置く必要がある。
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