AIバリュー投資ポートフォリオ、投資レポートを公開…下落相場でも47.79%の収益率を維持
韓国市場が激動、半導体投資戦略は「割安感重視」へ
アジア市場が一斉に大きく動く中、KOSPIは6909.91で1.76%安と下落して取引を終えた。KOSDAQも1.95%下落し、今週のリスクオフの流れを引き継いだ。一方、前日の米国市場はダウ平均が1%近く上昇して強さを維持し、フィラデルフィア半導体指数も1.81%の上昇にとどまらなかった。こうした異質な動きの中で、AIバリュー投資ポートフォリオは初期資本比47.79%の収益率を維持し、総資産1万4778ドルを記録、下落相場でも防御的な底力を示している。

資産推移、小幅調整局面
直近5日間の資産は、1万5258ドル(9月10日)をピークに、9月11日には1万4778ドルへと小幅に目減りしている。ただし、9月初旬に1万4915ドル台を維持していた流れから見れば、これはトレンドからの逸脱ではなく、調整局面での自然な息継ぎと読み取れる。特にウォン・ドル相場が1341.05ウォンと0.53%下落しウォン高が進んだ点は、輸出株中心の国内市場には負担として作用したが、ドル資産の比率が高い本ポートフォリオには中立な要因である。
保有銘柄の診断――バリュエーションの力
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $360.83 | 46.1 |
| AMD | 7.17株 | $198.62 | $503.60 | 128.1 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $251.89 | 20.3 |
| TQQQ | 1.19株 | $76.34 | $69.21 | 28.1 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $100.32 | - |
| マイクロン | 0.23株 | $996.00 | $977.41 | 22.1 |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $644.38 | 24.3 |
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $218.36 | 28.2 |
| SOXL | 15.42株 | $71.22 | $115.76 | 38.5 |
ポートフォリオの二大柱はエヌビディアとAMDだ。エヌビディアは現在価格218.36ドルで取得価格比約18.5%上昇しており、成長率に対する株価水準を測るPEGは0.55と1に満たず、依然として割安感の余地を残している。AMDは取得価格198.62ドルに対し現在503.60ドルと2.5倍以上に急騰しており、128倍に迫るPERはやや重荷だが、EPSの増加速度が株価上昇をかなり吸収しており、PEGベースでは0.51台の妥当な水準にある。マイクロンのPEG 0.14は本ポートフォリオ内で最も顕著な割安シグナルであり、HBM需要の拡大が業績モメンタムを下支えすると見込まれる。一方、インテルはEPSがマイナス圏から脱するかどうかが焦点で、現在価格が取得価格を下回る唯一の銘柄であることから、慎重なモニタリングが必要だ。
売買の振り返り――半導体比率再編の意図
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-08-28 | 売却 | SOXL | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 購入 | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売却 | メタ | 0.10株 | $545.83 |
| 2026-08-21 | 売却 | マイクロン | 0.03株 | $974.33 |
| 2026-08-21 | 売却 | SOXL | 0.85株 | $122.21 |
| 2026-08-14 | 購入 | インテル | 2.80株 | $104.56 |
| 2026-08-14 | 売却 | SOXL | 0.90株 | $145.36 |
| 2026-08-07 | 売却 | SOXL | 0.95株 | $132.33 |
| 2026-08-07 | 売却 | TQQQ | 0.51株 | $72.03 |
| 2026-07-31 | 購入 | SOXL | 1.57株 | $114.72 |
直近の売買で顕著な軸は、レバレッジETFであるSOXLの段階的な縮小だ。7月末に購入後、半導体セクターの強さの中で8月中は分割売却を進めて利益を確定し、高変動資産の比率をコントロールした。同時に、割安との判断が明確なエヌビディアや、AIサプライチェーン回復の期待がかかるインテルへ資金を移したことは、「レバレッジから個別割安株へ」という戦略的な再配置と読み取れる。メタの縮小は、広告競争への懸念を反映したリスク管理の側面である。
市場見通し――変動性収縮の中での防御的なバランス
米10年債利回りが4.975%へと小幅上昇し、成長株のバリュエーションに負担をかけているが、VIXが15.84まで11%以上急落しており、市場の不安感は沈静化局面にある。原油価格は2%台の下落となり、インフレ懸念を一部和らげた。韓国市場の短期的な調整は、為替と金利の変数によるものであり、半導体のファンダメンタルズの変化というよりは資金フローの問題と判断される。本ポートフォリオは割安な成長株中心の重心を維持しており、SOXLの追加縮小の余地とインテルの業績回復の可否が、今後の収益率の分水嶺となる見通しだ。
※本レポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用内容を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご自身の判断と責任において行われるべきです。
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