検察、1億ウォンを受け取った姜聖雨(カン・ソンウ)議員に懲役4年を求刑
公認の対価として1億ウォンを受け取った疑い(政治資金法違反)で起訴された姜聖雨無所属議員について、検察は16日の1審結審公判で懲役4年と追徴金1億ウォンを求刑した。ソウル中央地方法院刑事1単独の李春根(イ・チュングン)部長判事の審理で16日に開かれた姜議員の政治資金法違反などの疑いに関する1審結審公判でのことだ。一緒に裁判にかけられた金景元ソウル市議と姜議員の元補佐官のナム氏には、それぞれ懲役2年と懲役1年を求刑した。
検察は本件を、公職候補者への推薦を対価として巨額の金銭がやり取りされた犯罪だと規定した。検察は「政党の公認は国民を代表する候補者を決める重要な過程であり、金銭が介在すれば候補者に公平な機会が保障されず、結局は有権者の選択にも影響を及ぼすことになる」と指摘した。政党の公認手続きに対する国民の信頼を損なったというのが検察の判断だ。
検察は「姜議員は地区委員長の地位で1億ウォンを収受し、金元市議はその後単独公認されてソウル市議に当選した」と述べた。続けて「収受金額が1億ウォンに達し、実際に賃貸契約などに使用された点などを考慮すれば、罪質が非常に重い」と明らかにした。
特に姜議員については「捜査初期には一部の事実を認めたものの、その後は捜査機関の圧力によるものだったと主張し、自身の責任をナム氏と金元市議に転嫁している」「公認に影響力を行使できる地位で金員を収受し使用したことに相当する厳粛な責任を問われるべきだ」と述べた。一方、金元市議とナム氏については「犯罪を認めて反省しており、直接的な利益がない点を考慮した」と求刑理由を説明した。
姜議員は今年3月に勾留起訴された。地方選挙を控えた2022年1月7日、ソウル龍山区のあるホテルで金元市議と会い、公認の対価として1億ウォンを受け取った疑いを持たれている。当時、姜議員は共に民主党所属でソウル江西区を選挙区とし、ソウル市議候補の公認管理委員として活動していた。金元市議は江西区の民主党ソウル市議候補として単独公認された後、当選した。
裁判の過程で、面会を仲介したナム氏と金元市議は全ての容疑を認めた。しかし姜議員は、ホテルで金元市議と会ったことは事実だが、1億ウォンの入った買い物袋を受け取ったことはないとして容疑を全て否認した。
この日の被告人尋問で姜議員は「警察が『尋ねられた通り認めれば、国会議員として最低限の品性は守れるようにしてあげる』と述べた」と主張した。これに対し、姜議員の捜査過程に参加した警察官は法廷に立ち、「そのような発言をした事実は全くなく、他人がそのような発言をするのを聞いた記憶もない」と反論した。
