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李在明大統領、特検法の公訴取消権条項の削除を要請

모민철모민철 기자· 2026/9/19 6:24:17· Updated 2026/9/19 6:24:17

李在明大統領が、自身の裁判をめぐる最大の論争点を自ら取り除いた。

大統領が直接要請した条項の削除

李大統領は18日、国会に対し、共に民主党が推進している「起訴操作特検法」から公訴取消権に関する条項を削除するよう要請した。大統領はこの日の記者会見で「論争となっている特検の権限事項のうち、既存の起訴事件の移送または処分に関する条項は削除してほしい」と述べた。特検の導入自体の必要性は認めつつも、権限の範囲を真相解明に限定するという趣旨だ。同氏は「悪意的な捜査操作が疑われる事件について、特検を通じて真相を解明するのが正しい」としながらも「真相解明にのみ集中してほしい」と強調した。

背景には野陣の持続的な攻勢がある。国民の力と野陣は、起訴操作特検が結局は李大統領関連事件の公訴を取り消すための仕組みだという批判を展開してきた。公訴取消とは、すでに提起された刑事訴訟を検察官が取り下げることであり、有罪判断なしに裁判そのものを終結させることができる。特検にこの権限が与えられれば、李大統領の進行中の裁判が事実上無効化されうるという懸念が論争の核心だった。

法案の内容と争点の構造

起訴操作特検法は、捜査過程で検察が故意に起訴を操作したか否かを解明する特別検察官を導入する法案だ。問題となった条項は、特検に対し既存の起訴事件を移送させて処理できる権限を付与した部分だった。野陣はこの条項が特定の人物に対する免罪符になりかねないと捉え、与陣は捜査操作の被害を正す実効的な仕組みだと反論してきた。

大統領の削除要請により、論争の軸が移動した。公訴取消の権限が法案から完全に除かれれば、当該事件の裁判は既存の法的手続きに従って進み、特検は捜査操作の有無の真相解明にのみ専念することになる。大統領が「最後まで(法的に)裁判を受け抜く」というメッセージを直接伝えた形だ。ただし、この要請が与党内部で全面的に受け入れられるか、法案審議の過程でどのような形で反映されるかはまだ確定していない。

与野の反応は割れる

国民の力の鄭点植院内代表は、会見の内容そのものを信じられないとの見方を示した。彼は「背中を押されて言った言葉を信じられるのか」と反問した。さらに「李在明大統領は『税金で不動産を取得しない』『不逮捕特権を放棄する』など、何度も言い方を変えてきた」と主張した。特検の結論を先に決めておいて特検を推進するのではないかという批判も併せて提起した。

一方、大統領側の立場表明により、野陣が提起してきた「公訴取消シナリオ」という攻撃の口実は弱まる可能性が大きい。公訴取消権が法案から削除されれば、これに関連する不必要な論争は収まるとみられる。政治的負担を減らしつつ、特検の導入という制度的成果は維持しようとする戦略だという分析が出ている。

立法手続きと今後の見通し

今後の立法の場は国会法制司法委員会と本会議に移る。与党は大統領の要請に従い、公訴取消および起訴事件の移送・処分条項を除去した修正案を提出すると見込まれる。条項が除かれた形で法案が通過すれば、特検は調査・解明の権限のみを持つことになり、既存の裁判には影響がない。

残る変数は野陣の態度だ。国民の力が削除要請を受け入れ、法案審査に協力するのか、それとも別の論点を挙げて反対を続けるのかが焦点だ。また、李大統領が再選出馬の可能性を断ち切るために述べた「憲法改正を通じて再選を狙う考えは全くない」という発言の信頼性をめぐっては、与野の攻防が当面続く見通しだ。特検法の調整が政局の日程にどのような速度の変化をもたらすかは、国会開院後の法司委の日程から測られることになりそうだ。

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