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捏造起訴特検法の成立で7度目の特検が発足へ

모민철모민철 기자· 2026/11/8 14:53:19· Updated 2026/11/8 14:57:21

捏造起訴特検法が6日、国会本会議を通過したことに伴い、李在明政権発足以降で7番目となる特別検察官が発足することになった。

共に民主党はこの日の午後、国民の力による無制限討論(フィリバスター)を約24時間で採決により強制終了させた上で採決に付し、与党主導で「尹錫悦政権検察庁・国家情報院・監査院などの国家機関による捏造捜査・捏造起訴などの疑惑の真相解明のための特別検察官任命等に関する法律」が成立した。国民の力の議員は採決を棄権した。この法案は、李在明大統領に関連する裁判事件6件を含め、尹錫悦政権時代の検察・国政院・監査院など国家機関の捜査過程に対する捏造疑惑を特別検察官が捜査することを骨子としている。

なぜ争点になったのか

法案の背景には、尹錫悦政権時代の検察捜査の政治的中立性をめぐる対立がある。野党陣営は、この期間に大統領候補だった李在明氏に対する捜査過程で証拠の捏造や無理な起訴があったとの疑惑を提起してきた。特に、李大統領関連事件のうち一審で無罪が言い渡されたケースや、主要証人の供述撤回が確認された事例が、捏造疑惑の根拠として取り上げられた。しかし、捏造の有無を既存の捜査機関が自ら捜査することは事実上不可能という判断の下、独立した特別検察官の導入が必要だという要求が与党内で繰り返し提起されてきた。

法案の核心的内容と捜査範囲

法案によると、特別検察官は李在明大統領関連の6件の事件に加え、文在寅政権時代の事件も含めて捜査を進めることになる。捜査対象の時期と機関が尹錫悦政権に限定されず、文在寅政権の事件まで拡張された点が法案の特徴である。捜査期間は延長を含め最長200日に及ぶ可能性がある。

特検の具体的な任命手続きと人選方式は法案に盛り込まれた内容に従って進められる。ただし、大統領自身が捜査対象に含まれる状況下では、特検候補者の推薦と任命過程が政治的な論争の的となる可能性は依然として残っている。

与野党と専門家の間の賛否論争

国民の力はこの法案を「李在明脱獄法」と規定して強く反発した。張東赫代表は7日、ソウル都心で開かれた糾弾集会で「今は弾劾しか答えはない」と述べ、特検法成立を大統領弾劾の議論へとつなげた。国民の力は、与党がフィリバスターを採決で終結させ単独処理した点についても、手続き的正統性の毀損だと批判した。

民主党はこれに対し「尹錫悦政権の政治検察を防弾化しようとするものだ」と反論した。検察権濫用の真相を解明できなければ、いかなる政権下でも捏造捜査が繰り返されうる、というのが与党の論理である。

注目すべきは、与党内部からも懸念が示されたことである。李在明政権の初代法務部長官を務めた鄭誠浩・民主党議員は「特検捜査で捏造起訴を解明するのは容易ではない」「より慎重に審議すべきだった」と述べた。祖國革新党の創党の立役者である曹國前代表も、法案に違憲のおそれがあると指摘した。大統領の裁判を確定判決後に特検が覆すという構造が、憲法上の無罪推定原則や司法手続きと衝突しうるという法理的指摘である。司法制度全般への信頼低下を懸念する見方も専門家の間で提起された。

今後の日程と展望

法案の成立に伴い、特検任命手続きが近く進められる見通しだ。特検候補者推薦委員会が構成され、候補者が大統領に報告されれば任命が行われる手順である。ただし、国家機関乗っ取り疑惑など別の特検と同様、政権発足以降相次ぐ特検設置に対する疲労と批判が蓄積されており、人選過程では徹底した検証が求められる。

捜査が始まれば、李大統領関連事件の起訴経緯と証拠確保過程が再検証される見込みだ。捏造が確認された場合、関係検察幹部の刑事責任問題に拡大しうる。逆に捏造の立証に失敗すれば、特検制度そのものへの懐疑が強まる可能性もあるという観測も出ている。国民の力が予告した弾劾の議論と院外闘争が国政の流れにどのような変数として作用するかも、今後の政局の注目点である。

結局、今回の特検の成否は、捜査の法理的厳密性と手続き的公正性がどこまで守られるかにかかっている。真相解明という名分と政治的中立性という要求を同時に満たすことができなければ、特検はそれ自体が新たな政治闘争の種とならざるを得ない。

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