9月17日投資レポート:AIバリュー投資ポートフォリオ +42.7%
アジア市場の快晴とレバレッジ半導体の勝利
コスピが6752ラインを超えて1.89%急騰するなか、AIバリュー投資ポートフォリオは累積収益率42.75%で総資産1万4275ドルを記録し、強気相場の恩恵をそのまま享受している。前日、米国市場でダウ平均が1.21%下落し警戒ムードが漂っていたこととは対照的に、ナスダック100先物が1.67%上昇しテクノロジー株の反発期待を高めた点が、半導体中心のポートフォリオには追い風となった。ただし、ウォン/ドル為替レートが1377ウォンまで上昇し、輸出株の業績と流動性に負担をかけかねないという警戒感は残されている。

5日間の息継ぎ
資産推移を見ると、このポートフォリオは直近で調整局面を経験したものとみられる。9月10日に1万5258ドルまで急上昇した資産は、その後5取引日で約1000ドル近くまで減少した後、前日で反発分を取り戻す流れとなっている。高値から約6.5%の下落はレバレッジ商品を保有するポートフォリオの典型的な痛みだが、前日わずか1日で88ドルの回復を見せた点は、下落圧力が緩和されつつあることを示唆している。
保有銘柄の診断:割安さを武器にした勝負
このポートフォリオの骨格は依然として半導体だ。エヌビディアは26.8倍の利益倍率に対しPEGが0.46で、成長速度を考慮すればまだ割高とはいえない水準であり、AMDは128倍という高い利益倍率にてもPEGが0.53を記録し、高成長プレミアムが業績成長によって吸収されていることを示している。マイクロンはPEGが0.14とポートフォリオ内で最も魅力的なバリュエーションを誇るが、1株純利益が44ドルあまりの水準で株価が927ドルということは、市場の期待感がすでにかなり織り込まれていることを意味する。一方、インテルは1株純損失が続くなか、回復期待に頼らざるを得ない状況が残されている。
| 銘柄 | 数量 | 取得価格 | 現在価格 | PER |
|---|---|---|---|---|
| ブロードコム | 5.67株 | $326.03 | $339.27 | 43.3 |
| AMD | 7.17株 | $198.62 | $504.20 | 128.3 |
| アマゾン | 1.95株 | $208.39 | $248.42 | 20.0 |
| TQQQ | 1.19株 | $76.34 | $67.90 | 27.6 |
| インテル | 2.80株 | $104.56 | $97.14 | - |
| マイクロン | 0.23株 | $996.00 | $927.60 | 21.0 |
| メタ | 0.55株 | $653.56 | $670.24 | 25.3 |
| エヌビディア | 26.59株 | $184.21 | $212.17 | 26.8 |
| SOXL | 15.42株 | $71.22 | $102.32 | 34.1 |
売買の振り返り:利益確定と再配分の繰り返し
最近の売買履歴には一貫した戦略が見られる。半導体指数に連動するレバレッジ商品であるSOXLを7月末から8月末にかけて5回にわたり部分的に売却して急騰分の利益確定を続け、その資金をエヌビディアやインテルなど個別銘柄に移した。特に8月21日にはメタとマイクロンの一部を整理し、セクターローテーションとモメンタムの過熱に対応した。AMDの取得単価198ドルに対して現在価格が504ドルに達しており、このローテーション戦略が大きな貢献を果たしたことになる。
| 日付 | 区分 | 銘柄 | 数量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|
| 2026-08-28 | 売却 | SOXL | 0.81株 | $123.05 |
| 2026-08-21 | 購入 | エヌビディア | 0.84株 | $216.85 |
| 2026-08-21 | 売却 | メタ | 0.10株 | $545.83 |
| 2026-08-21 | 売却 | マイクロン | 0.03株 | $974.33 |
| 2026-08-21 | 売却 | SOXL | 0.85株 | $122.21 |
| 2026-08-14 | 購入 | インテル | 2.80株 | $104.56 |
| 2026-08-14 | 売却 | SOXL | 0.90株 | $145.36 |
| 2026-08-07 | 売却 | SOXL | 0.95株 | $132.33 |
| 2026-08-07 | 売却 | TQQQ | 0.51株 | $72.03 |
| 2026-07-31 | 購入 | SOXL | 1.57株 | $114.72 |
市場の見通し:原油価格と金利の二重苦
注目すべき指標は原油価格だ。WTIが4%超下落しインフレ懸念を一部払拭したものの、米国10年債利回りが5%台を維持するなか、VIXが上昇傾向を続けており、市場の緊張感は完全には解けていない。為替の上昇もウォン資産の実質収益率を蝕む変数だ。ただし、フィラデルフィア半導体指数が先んじて反発している点から見ると、このポートフォリオの半導体集中戦略は当面、方向性を維持するものとみられる。レバレッジの比率が大きいだけに、急騰・急落に備えたリスク管理がカギとなろう。
※本レポートはAIバリュー投資ポートフォリオの模擬運用内容を分析したものであり、投資勧誘ではありません。実際の投資はご自身の判断と責任のもとで行われるべきです。
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