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投票者数の虚偽入力、選挙管理委員会は計36カ所に拡大

모민철모민철 기자· 2026/10/23 2:01:44· Updated 2026/10/23 3:09:00

投票用紙不足事態の捜査を担当する李泰漢(イ・テハン)特別捜査チームは、投票者数を虚偽入力した選挙管理委員会を計36カ所と特定した。このうち6カ所は押収捜索後に新たに確認されたものである。

虚偽入力6カ所を追加確認…計36カ所に

李泰漢選挙管理委員会特別捜査チームは22日、押収捜索後の追加的な押収物の分析と関係者の尋問を通じ、虚偽入力を行った市・郡・区選管委6カ所をさらに確認したと明らかにした。連合ニュースの報道によると、追加確認されたのは忠北・忠州市、忠南・論山市、慶南・昌原市馬山合浦区、昌原市馬山会原区、慶北・尚州市、江原・江陵市などである。これに以前確認された30カ所を加え、虚偽入力が確認された選管委は全国で36カ所に増えた。

今回の捜査は、6月3日の地方選挙で発生した投票用紙不足事態に端を発している。当時、多くの投票所で投票用紙が底をつき、有権者が投票できずに帰る事態が発生。その過程で一部の選管委職員が実際の投票者数と異なる数値をシステムに入力した形跡が判明し、捜査が拡大した。投票者数を実際より少なく入力すると、残りの投票用紙の規模が実際より多いように表示され、追加発注などの対応が遅れる可能性があるというのが捜査の中核的な論理である。

捜査範囲が拡大する理由

36カ所という数字は単なる集計以上の意味を持つ。全国243の市・郡・区のうち相当の割合が調査対象に含まれたという点で、虚偽入力が特定地域の偶発的なミスではなく、業務慣行レベルで行われていた可能性を示唆するものだからだ。特捜チームは押収捜索で確保した資料と関係者の陳述を突き合わせる形で対象を拡大しており、調査が進むにつれて数字がさらに増える可能性も排除できない。

ただし、虚偽入力の性質をどこまで「故意」と見なすかが今後の争点になるとみられる。実務者が締め切り時間に追われて推定値を入力したのか、投票用紙不足を隠蔽するための意図的な操作なのかによって、容疑の適用と処罰の重さが変わる。捜査当初から死亡した状態で発見される選管委職員が現れるなど、事件の重みも増している。京畿・華城西部警察署などによると、特捜チームの調査を受けていた中央選挙管理委員会の40代職員が21日、華城のアパートの花壇で死亡しているのが発見された。

選管委改革立法への影響

今回の捜査結果は、選管委に対する国政監査や改革立法の議論に直接的な影響を与えるとみられる。選挙事務を担う機関のデータの信頼性に亀裂が入ったという点で、与野党ともに選管委の組織改編と投票管理システムの透明化を求める声が強まらざるを得ない。特に、虚偽入力がシステム上どの段階で、誰の決裁によって行われたのかが明らかになれば、責任の所在をめぐる政争が激化する可能性が大きい。

また、投票用紙の発注と補充の判断を、実際の投票者データに基づく自動化されたシステムに転換すべきだという指摘が力を得ると予想される。手作業による入力に依存する現行の構造では、同様の事故が再発する余地が残っているとの指摘は、これまで選挙行政の専門家から絶えず提起されてきた。

今後の日程と見通し

特捜チームは、残りの押収物の分析と関係者の招請調査を継続するとみられる。虚偽入力が確認された36カ所の実務担当者と管理責任者に対する調査が順次進めば、誤発注の経緯と投票用紙の数量算定過程全体が捜査対象になる公算が大きい。

選管委としては、捜査局面と組織の責任問題を同時に抱え込む状況に置かれている。虚偽入力の責任を個人のミスに縮小すれば組織の管理失敗を、組織的な決定と認めれば機関の信頼そのものを失うジレンマに陥っている。36カ所という数字が持つ重みはまさにここにある。死は偉大なる者を顕わにするという言葉を借りれば、今回の捜査は操作の実態を一つずつ明らかにしながら、選挙行政の事後的な総括の過程へとつながると展望される。

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