時間外取引(アフターマーケット)の全銘柄拡大でETF・ETNは対象外に
韓国取引所は14日から、午後4時〜8時に株式を売買できる時間外取引制度「アフターマーケット」を開設する。通常取引の終了時刻を30分延長した2016年以来、10年ぶりの取引時間の抜本的見直しとなり、通常取引は従来通り午前9時〜午後3時30分に行われる。
取引対象は、変動性を考慮して上場投資信託(ETF)と上場指数証券(ETN)などの間接投資商品を除くコスピ・コスダックの全銘柄だ。代替取引所であるネクストレードでは取引できなかった銘柄も、取引所のアフターマーケットでは売買が可能だ。11日現在、コスピ上場銘柄は943銘柄、コスダックは1823銘柄など、合計2766銘柄となる。
通常市場の取引終了後、午後3時30分から30分間の時間外終値売買が行われた後、午後4時からリアルタイムで注文が約定される。売買方式も変わる。従来、午後4〜6時に10分単位で注文を集めて約定させていた「時間外単一価格」は廃止される。代わりに、通常取引と同様に買い・売りの気配値が一致すれば即座に約定されるコンティンジェンシー取引方式が導入される。
値幅制限も拡大され、夜間時間帯にもストップ高・ストップ安銘柄が発生する可能性がある。ただし、コスピ指数は従来通り午後3時30分の終了時点を基準に算出される。
アフターマーケットでは通常取引よりも流動性が不足しており、株価が急騰・急落したり、異常な気配値で取引が約定される可能性が指摘されていた。イ・ジュンソ東国大学経営学科教授は「アフターマーケットは通常取引に比べて流動性が十分ではなく、突発的な事件や新しいニュースが発生すれば、価格の一極集中現象がさらに大きくなりうる」とし「初期に起こりうるシステム障害などに備え、指値注文を活用するなど慎重に取引すべきだ」と述べた。
取引所は今回のアフターマーケットを皮切りに、プレマーケットなどの追加的な取引時間の延長も検討する計画だ。
